本書はフライング・タイガーズ解散後、米陸軍戦闘航空群に編入されてからの戦いです。主に登場する部隊は第23戦闘航空群ですが、第51、80戦闘航空群と米支混成航空群も取り上げています。対戦した相手は大半が日本陸軍戦闘機隊ですが、僅かに日本海軍とも交戦しています。
早期警戒網、スパイの配置、民兵部隊雇用などにより、日本陸軍の一式戦闘機を大いに苦しめています。低空における戦いが多かったのも手伝い、後に配備されたP−38、P−51よりも高い評価を得ており本機に対する信頼性の高さを示しています。
梅本氏の『ビルマ航空戦上・下』、『陸軍戦闘隊撃墜戦記1・2』を読んでP−40に興味を持たれたのであれば、お薦めの書籍であると言えます。