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太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編
 
 

太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編 [単行本]

門田 隆将
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

太平洋戦争(大東亜戦争)とは何だったのか。

1000万人もの若者が戦場に投入され、戦死者が実に230万人に達した日本の有史以来、未曾有の悲劇・太平洋戦争。開戦から70年が経ち、最前線で戦った元戦士たちも90歳を越え、戦争そのものが“歴史”となりつつある。

戦場で非業の死を遂げた兵士たち、あるいは九死に一生を得て生還した兵士たちは、あの戦争をどう受け止め、自分たちの運命をどう捉えていたのだろうか。ノンフィクション作家・門田隆将が、太平洋戦争の生き残りを全国に訪ね歩き、あの未曾有の悲劇を生々しく再現したのが本書である。

真珠湾攻撃でアメリカ太平洋艦隊の旗艦・ウエストバージニアに魚雷をブチ込んだ空母『加賀』の雷撃機の隊員(90歳)や、昭和12年の南京攻略戦で南京の光華門を爆撃し、真珠湾・ミッドウエー・ガダルカナルでも激闘を演じ、何度も九死に一生を得て生き残った零戦パイロット(95歳)、あるいは、フィリピンのマバラカット基地にて特攻第1号の「敷島隊」のメンバーを指名した元飛行隊長(94歳)……等々、本書に登場する元戦士たちの証言には息を呑む。

実際にアメリカ艦船に特攻して命が助かった奇跡の生還者(84歳)や、人間爆弾・桜花に搭乗した元桜花隊員(90歳)、あるいは陸軍が開発した前方3キロをすべて破壊し尽くす「桜弾」と呼ばれる重爆撃機の元搭乗員(85歳)など、これでもかと紹介される稀有な体験の数々に「本当にこれが現実なのか」という思いに捉われるに違いない。

筆者は、歴史の最重要場面に実際に居合わせた当事者の証言にひたすら耳を傾ける。老兵たちが筆者に託したのは、単に戦闘の凄まじさだけではなかった。彼らは、自分たちがなぜ戦場に向かい、何を守ろうとしたのかを、必死に後世に伝えようとしていた。そこには、時を超えても変わらない使命感と親兄弟を守るという熱い思いがあった。

同世代の男子が「7人に1人」戦死した彼らは、仲間の無念を胸に戦後、がむしゃらに働き続け、社会の第一線から引退した時、日本は「復興」どころか「世界第2位の経済大国」となっていた。生涯、“突撃”を繰り返し、今の日本をつくり上げた彼ら戦争世代の男たちの思いを軸に、圧倒的なスケールで描く戦争ノンフィクションの決定版である。

本書(第1部 零戦・特攻編)を筆頭に、第2部「陸軍玉砕編」、第3部「大和沈没編」も続々刊行予定。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

門田 隆将
1958(昭和33)年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。雑誌メディアを中心に、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍している。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: 小学館 (2011/8/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4093798230
  • ISBN-13: 978-4093798235
  • 発売日: 2011/8/4
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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終戦から66年、大正生まれの陸海軍機搭乗員たちは既に90歳代前後となり、口を閉ざしてきたことも、思い出したくないことも、戦友に申し訳ない気持ちであることもあったと思う。しかしもう伝承する時間が段々なくなってきた危機感から、著者は全国を訪ね歩いた。それはとても貴重な行動であろう。各兵士の最後の証言は貴重である。

あるレビューで、ウエストバージニアではない、ペンシルベニアだ、と厳しく指摘しているが、本書の性格からしてどちらでもいいではないか。本書は戦史でもない、戦闘の公式記録でもない。当時10代、20代の一兵士の身の回りで経験した貴重な体験の記だ。記憶違いもあり、誤った情報もあるかもしれない。しかしそれを全て訂正する必要性は本書にはないはずだ。他の作品で触れているのと同じ伝承でもいいではないか。レビュアーが本書を「講談本」だの、「見る価値なし」としているが、いかがなものか。

あるレビュアーは、「矢矧」の池田武邦氏や、ルバング島の小野田寛郎氏を例に挙げて、日本民族の崇高さを讃えている。しかし池田大尉は海兵72期であり、小野田少尉は陸軍予備士官学校から陸軍中野学校二俣分校出身だ。将校養成校で叩きこまれた尉官と、本書の市井からの一般兵士と比較しても意味がない。国家、国軍、国体、天皇について将校から兵士まで全て同じ感覚ではないはずだ。 

ある★レビューで、本書は「大部分が学徒動員組について書かれている」とあるが、違う。本書では10名が登場するが、「学徒出陣組」は東京商科大学の松林氏、鈴木氏、東京帝国大学の伊東氏の3名だけだ。本書の真髄は、まだ初々しい少年が当時の空気から、また憧れから、予科練に入り戦闘機乗りになり、或いは図らずも学業途中で学徒出陣を余儀なくされ、結局は第1航空艦隊201航空隊の玉井浅一中佐のような副官から「どうだ、やるのか、やらんのかっ!!」とすごまれ、特攻出撃した兵士たちの記だ。

念の為に付記すると、その★レビュアーが言う「学徒動員」とは、1943年以降に深刻な労働力不足を補う為に、中等学校以上の学生が軍需産業や食料生産に動員されたことをいう。よって本書には登場しない。本書に登場するは「学徒出陣」で、1943年以降に兵力不足を補う為に文科系(と一部の理科系)の大学生が徴兵されたことをいう。 本書には「学徒動員」の人はいない。「学徒出陣」が前述の3名だ。 KAMEさん、言葉の違いがわかるかな?
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 私は3年前、「康子十九歳 戦禍の日記」を読んだ時から、これからこの作家の作品は、絶対に手に取ろうと心に決めました。
門田さんは単に、その時の出来事や現象を平面的に描くのではなく、人間の持つ多様な感情や本質をつぶさに描き出してくれるからです。
実際に「なぜ君は絶望と闘えたのか」や「風にそよぐ墓標」も、人生や人の心のひだがしっかりと表されていました。
 書店でこの「太平洋戦争 最後の証言」を目にし、女性である私が通常は女性が敬遠しがちな戦争ものを購入したのも、その著者が門田さんだったからです。
期待通りの迫力と胸に迫る兵士たちの姿・・・。やはりこの本も涙が流れて止りませんでした。
第七章に出撃する特攻隊員が許嫁の写真を焼くシーンが出てきます。
すべての思いを胸に閉まい込んで死へと旅立つ若者の姿は壮烈で、同時に美しくもあります。
現在90歳を超える元兵士たちの心の奥底をここまで聞いて、真実を描き出したこの作品に、私は感動を覚えました。
そして、大正生まれの若者の凄さに改めて感動と尊敬の念を抱きました。
大正生まれといえば、私にとっては祖父母の世代ですが、本当に、
「お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございます」という言葉を捧げたいです。
そういう気持ちにさせてくれたこの本を、多くの人に手にしてほしいと思います。
今後の門田さんの作品にも期待しています!
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By neko
太平洋戦争・真珠湾攻撃や特攻は歴史の中の出来事で、実感の無い過去の事に思っていました。
この本には詳細な当時の生活、訓練や猛烈なしごきの様子がリアルに描かれています。
たとえば第一章の「運命の真珠湾攻撃」では、真珠湾攻撃の為の訓練と知らず魚雷の猛特訓を繰り返した前田氏の体験。
淵田氏の信号ミスによる「奇襲」のはずが「強襲」での真珠湾攻撃の開始。これらは歴史書にも書いていない、生の証言です。

どの章にも生き証人達への取材による、太平洋戦争の詳細が書かれています。その行動や作戦には、成功・失敗どちらにも
多くの命が失われた現実があります。
第五章の角田氏は戦後「あなた、よく部下たちを突っ込ませて平気でいられますね」と時々そんな声をかけられたことがある
との証言。戦後70年たっていても、現実の過去として背負って生きているかたの深い苦悩が伝わります。

このドキュメンタリーには、この時代に生きた人達の体温を感じました。本来知るべきなのは、年号や出来事のみ暗記する歴史
ではなく、辛く残酷な現実の過去なのではないかと思いました。
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最近のカスタマーレビュー
第二章まで読んで。。
まだ読み始めて、書き込みというのもなんなのですが、
気がついた点があるのでリンク貼らせて頂きます。

第十章までのうち... 続きを読む
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全ての日本人必読の書
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投稿日: 27日前 投稿者: 一サラリーマン
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このようなノンフィクションに対して、
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感動しました。
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