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太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫)
 
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太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫) [文庫]

NHK取材班
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

フィリピン人に「ハポン、パタイ(日本人、死ね)!」と、敗戦後、日本兵は石もて追われたという。大東亜共栄圏、八紘一宇のスローガンのもと、日本人は何をしたのか! その事をいま学び始めたい。

内容(「BOOK」データベースより)

レイテ決戦は、日米の雌雄を決した戦い、マッカーサーの執念の戦いと言われる。しかし、実は50万人の日本兵戦死者をうわまわる、100万人のフィリピン人の犠牲者があった。敗戦後、引き揚げる日本兵は、フィリピン人に「ハポン、パタイ」(日本人、死ねー)と石もて追われたという。大東亜共栄園、八紘一宇のスローガンのもとで、日本人は何をしたのか。わたしたちはその事をいま学び始める。

登録情報

  • 文庫: 236ページ
  • 出版社: 角川書店 (1995/08)
  • ISBN-10: 4041954169
  • ISBN-13: 978-4041954164
  • 発売日: 1995/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
軍事史に関してある程度の知識を持っている人間には、やや食い足りない…それがこのシリーズだが、この本に関しては、読んだとき(10年以上前でハードカバーだったが)には新鮮だった。

第2次世界大戦でレイテというと、どうしても同地をめぐって繰り広げられた、日米の激戦に目が行きがちだ。そう思って、この本を捲ってみれば、良い意味で期待が裏切られた。

そこに描かれていたのは、日本の占領地行政の失敗の分析であり、フィリピンにおけるマッカーサーの米国資本主義のエージェントとしての役割であり、日米のフィリピンにおける宣伝戦の優劣であり……。

何故、日本軍が1944年のフィリピンを巡る戦いにおいて決定的な敗北を被らなければならなかったのか、その政治的な背景について、徹底的にメスを入れていたためである。自分は学生時代、ビルマ、インドネシアの政治史を齧ったことがあり、それらの国々における日本の占領統治の失敗などについても学んだが、それとの比較ができたという点でも有益だった。星一つ原点の理由は、このシリーズ全体を通じて、日本軍批判がやや情緒的に流されているきらいがあり、本書もそれを免れていないことから。

しかし本書はシリーズ中、もっとも視点が優れている。とかく軍事というと戦闘だとか作戦だとか兵器だとか、そんな所に目が行きがちだが、政治・政策の延長である。政治・政策面で拙劣であれば、負けるしかない。あらためて、そのことに気づかせてくれたという点で、このシリーズでは最高の評価を本書には下したい。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
太平洋戦争を中心にした日米比三国の関係を知る上での手ごろな入門書でお勧めです。最後に著者が、現代のフィリピンを称して、日本語のロゴがそのまま残っている中古車が街中を走っている事などを例にして「まるで日本企業のゴミ箱」と比喩しているのには、かなりひいてしまいましたが。それよりも、海外援助など何だかもっともらしい美名のもとに、官民含めた怪しげな業界の巣窟になっていることの方がよほど気にかかります。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 本書は「太平洋戦争・日本の敗因」シリーズの一冊です。シリーズの全体を通じて、現地におもむいたり、未発掘の資料を駆使して、敗因の深層にせまった手法は高く評価できます。ステロタイプの類書と一線を画しています。
 最近の報道によれば、現在の自衛隊の小銃は扱うのに、職人芸を必要とするそうです。そうだとすれば、学習しない体質は相変わらずなのかと、心配になります。自衛隊のみなさん、読んでください。
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