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太平洋戦争 日本の敗因〈1〉日米開戦 勝算なし (角川文庫)
 
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太平洋戦争 日本の敗因〈1〉日米開戦 勝算なし (角川文庫) [文庫]

NHK取材班
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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太平洋戦争 日本の敗因〈1〉日米開戦 勝算なし (角川文庫) + 太平洋戦争 日本の敗因〈3〉電子兵器「カミカゼ」を制す (角川文庫)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

軍需物資の大半を海外に頼る日本にとって絶対条件ともいえる“太平洋シーレーン”。何の計画もないまま開戦に突入した日本が勝つ筈がなかった。「合理的全体計画」を持てない、今に引継ぐ日本の決定的弱点。

内容(「BOOK」データベースより)

軍需物資の大半を海外に頼る日本にとって、海上の物資補給線を確保することは、戦争を遂行する上での生命線であった。にもかかわらず、日本は「太平洋シーレーン」を確保するプランを持たないまま開戦に突入した。勝算はない。船舶は不足し、海上護衛の考えのない日本は、輸送船を次々と沈められ、戦争計画は根本から崩れていった。「合理的全体計画」を持てない、今に引継ぐ日本の決定的弱点。

登録情報

  • 文庫: 261ページ
  • 出版社: 角川書店 (1995/05)
  • ISBN-10: 4041954126
  • ISBN-13: 978-4041954126
  • 発売日: 1995/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
太平洋戦争は南方の資源を求めての戦争でもありました。しかし、その貴重な南方の資源を日本に輸送する手段である船舶を守ることについては日本はほとんど無策でした。第1次世界大戦と第2次世界大戦においてイギリスが採用した船団方式による防衛策を日本は知っていましたが、それを採用しませんでした。輸送船を護衛するために戦闘艦を用いるなどもったいない、という発想なのです。本書では具体的な数字や、かって船舶輸送に携わった人々へのインタビューを通して、これらの事実を赤裸々に明かしてくれます。太平洋戦争における日本のシーレーンを簡単に知りたいならお薦めです。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
「自存自衛・大東亜の新秩序建設」を掲げ太平洋戦争への突入。帝国陸海軍、官僚によるこれほど自国民のことを軽視して無計画のまま戦争を始めた国は他に例を見ないのではないだろうか。本シリーズの第1篇としては、南洋方面へ資源を求め、占領をした所で満足し、資源を日本に持ち帰るに海上護衛の思想を欠き、長大なシーレーンを守る戦略も装備も全く欠けた日本に焦点を当てながら、開戦から終戦までの失敗を解説してくれている。当時の関係者のコメントを多く入れたドキュメンタリーに臨場感を感じる。そもそも優位に立つと慢心して相手を見下す日本人独特の性癖があり、エリート軍人達が愛国者ぶって国を博打の賭けをするようなやり方で戦争に駆り立てた。またこんなにジリ貧の窮状の中でも陸海軍の対立、大きなムダ、それが足枷になっていた。そして虚勢と起死回生もあり得ると国民を絶望的な本土決戦に駆り立てていた。読んでいて本当にこの不幸を悔やむし、どうして日本人はこうなのかと悔しい思いだ。昭和17年当時の参謀本部の服部卓四郎作戦課長、田中新一作戦部長・・・子孫の方々もこの書を読んでいらっしゃるだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
克明に史実を追い、日本の敗因を論理的に解き明かす貴重なドキュメンタリー。読み進むうちに「結局今でも日本は本質的に何も変わっていないではないか」と実感されて暗澹たる気持ちになってくる。今に引き継がれる日本の決定的弱点とは何か。私は「構造的変化への対応が極めて遅いこと」だと思う。
第一次世界大戦を経て世界的に厭戦気運が高まる中、日本は時代に逆行する形で中国へ進出していった。明治以降の富国強兵策を見直す時期に差し掛かっていたにも関わらず、軌道修正が出来なかったことが無益な戦争のそもそもの原因なのではないだろうか。
同じようなことが戦後にも言える。製造業を強化するために非常に有効であったメーンバンクシステムがオイルショック以降、徐々に暴走し始め、バブルの発生・崩壊を招いた。
このように、それまで有効であったシステムが、環境変化により既に有効性を失っているにも関わらず、それまで有効であったというだけの理由でそのシステムを採用し続け、暴走しやがて自滅するということを日本は繰り返している。ブレーキと舵が極めて効きにくい組織だということが日本の決定的な弱点だと言えるのではないか。
それを克服するために、優秀な指導者の存在が不可欠であるが、戦時中の指導者が如何に無能かつ無責任であったかを証明するかのような記述がある。昭和19年末、近衛文麿の別荘で閣僚が日本の国力について説明を受けた際、当時の外務大臣重光葵は「国力がそんなにひどい状態になっているのか。われわれは全然知らされていないんでね、知らなかった。これは驚いた」と言ったという。本当に知らなかったとしてもそれだけで罪深いのに、その現実を知っても戦争を止めず、国民を一億玉砕に駆り立てたのである。全身の血が煮えたぎる感じがした。
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投稿日: 2006/5/7 投稿者: cecedece
具体的で、明晰で、わかりやすい
論理だっているために、わかりやすく、素晴らしい本だ。
「日本はアメリカの物量に負けた」、「潜水艦にまけた」、といった理解は間違っていない。... 続きを読む
投稿日: 2002/8/16 投稿者: 純ちゃん
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