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太平洋戦争・主要戦闘事典 指揮官・参加部隊から、戦果・損害まで (PHP文庫)
 
 

太平洋戦争・主要戦闘事典 指揮官・参加部隊から、戦果・損害まで (PHP文庫) [文庫]

太平洋戦争研究会
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 469ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2005/7/1)
  • ISBN-10: 4569664180
  • ISBN-13: 978-4569664187
  • 発売日: 2005/7/1
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 360,271位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
収録された「戦場図・地図」は110点。副題にもある「戦闘データ」の量は、圧倒的の一言。良い意味で「前代未聞の書」と評価できます。
本書の大きな特徴は、前書きにもある通り、「陸戦」をメインに扱っている事です。なるほど、海戦全般を収録した「手頃な」ガイドブックは多々ありますが、陸戦となると数は少ない。いや、ほとんど無いと言っていいでしょう。本書は、この穴を埋めるべくして書かれた「野心作」です。
これは、陸戦が海戦と比較して、戦闘期間がベラボウに長く、参加兵数も遥かに多く、また1つの戦闘の途中で部隊が出たり入ったりする。また、山あり谷あり川ありの地形を考えると、陸戦の戦場は複雑怪奇。この辺りが、本書のような類書が今までに無かった理由だと思われます。
そして「戦闘データ」について述べますと、これまで星の数ほど戦記本はありましたが、どれも「断片的な情報」で調べ物をする時に混乱された方は多いと思います。本書は「戦記のポケット事典」と銘打ってあるように、必要と思われる情報が各戦闘ごとにまとめられています。簡単な調べ物なら、本書一冊で済み重宝することでしょう。
また、本書をお勧めする理由の一つに、マイナーな中国大陸の戦闘を大量に扱っている事にあります。「徐州作戦」「第二次上海事変」「重慶爆撃」「江南殲滅作戦」「大陸打通作戦」「拉孟の玉砕」など、これらはほんの一部です。太平洋戦争前史として、日中戦争をまるまる一章分、ページ数を割いていますから、本書は『日中戦争・太平洋戦争 主要戦闘事典』とするのが、正しいタイトルとも言えます。
他にもビルマ方面、ソロモン諸島、ニューギニア等のマイナーな戦闘も、大量の戦場図と合わせて取り上げている事に感動すら覚えます。「ポートモレスビー進行作戦」や「魔のサラワケット越え」など、恥ずかしながら本書の戦場図を見て、初めて全体像を得心した次第です。
陸戦の特筆点ばかり挙げてきましたが、無論、海戦も手堅くまとめられており、各戦闘の解説も詳細かつ平易です。本書が、文庫の書き下ろしとして出版されたことは、情報量から考えれば「破格の大サービス」と言えるでしょう。私の本年度、一押しの本となる事はおそらく間違いありません。戦史・戦記に興味のある方は、ぜひ手に取ってみて下さい。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
便利ですね 2006/4/7
形式:文庫
まずタイトルの「太平洋戦争・主要戦闘事典」ですが、明らかにおかしいです。

というのも支那事変の戦闘から収録されているからです。ここは「大東亜戦争〜」とするべきでしょう。

内容についてですが、インパール作戦やミッドウェー海戦などの有名なものはもちろん、非常にマイナーな戦闘も収録されているあたり、素晴らしいと思います。

各戦闘には詳細な地図(進軍路や陣地の配置まで記載されてる!)が付帯されており、文章のみではわかりにくい所が上手くフォローされています。

他の戦記等を読んでいて、「○○島ってどこだっけ?」などという時とても便利なので個人的には☆5個つけたいのですが、

いかんせんマニアックな代物なので3個にしました。

軍事ファン必携の書と言えるでしょう。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は、個々の戦闘の詳細がほぼ時間軸に添って記されているので、戦闘というものを通して、日中戦争以来の戦況の変化を読み取ることが出来る。例えば、日本も日中戦争初期には物量にものを言わせた作戦を行っていたことや、終戦間近では安易な玉砕戦法に走らず、出来るだけ米軍の進攻を遅らせるような作戦を立てるようになったことである。

また、かなりマイナーな戦闘についても書かれているので、主要な戦闘場面だけを取り上げて戦争を語る、その他多くの著作とは違った観点も養われるのではないかと思われる。

ただ、陸軍については1937年7月の蘆溝橋事件、海軍については1937年8月の中国中部都市への渡洋爆撃から書かれているので、タイトルはすぐにでも改めるべきである。
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