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太平洋――開かれた海の歴史 (集英社新書)
 
 

太平洋――開かれた海の歴史 (集英社新書) [新書]

増田 義郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

古代から現代まで、太平洋が主役の画期的通史。
太平洋本来の住民の歴史から西欧列強による探検、植民地化、帝国主義分割、そしてアメリカの核基地化した現在までのダイナミックな歴史を、「大航海時代」研究の創始者が描きだした画期的な通史。

内容(「BOOK」データベースより)

地表の三分の一を占める太平洋は、古代から開かれた海だった。マゼランをはじめとするヨーロッパの航海者たちよりはるか以前に、東南アジアから小さな舟で渡ってきた人々がつぎつぎと島々に居住し、おそらくは南アメリカにまで達していた。こうして彼らがつくりあげた南海の楽園に、白人たちが乱入して、掠奪と搾取をくりかえし、また、疫病や酒や銃火器をもたらしたため、太平洋は荒廃した。本書は、「大航海時代」研究の創始者が、太平洋本来の住民の歴史から説きおこし、西欧列強による探検、植民地化、帝国主義分割、そしてアメリカの核基地化した現在にいたるまでのダイナミックな歴史を、日本人の観点から力強く描きだした、太平洋が主役の画期的な通史である。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/12/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087202739
  • ISBN-13: 978-4087202731
  • 発売日: 2004/12/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャックモール トップ500レビュアー
形式:新書
太平洋の歴史、という視点は今まであまり持ったことがなかったために、非常に新鮮だ。

さらには、大航海時代や古代インカ史研究などで知られる増田氏の著作。

期待しないわけにはいかない。

本書は太平洋の土着民の歴史というよりも、ヨーロッパ人がどう太平洋とかかわったか、あるいは、どう太平洋を荒らしまわったかを描く一冊となっている。

だが、単に太平洋各民族を被害者とするわけではなく、彼らがしたたかにその影響を受け止め、自分の権力の増大に使ったことなども描かれている。

こういった視点は、氏のインカ史における著作などにも見られるが、歴史を冷静に、公平に捉えようとする氏の視点からは、いつも学ばされることが多い。

本書が「太平洋史」としてまとまっているとは言えないが、十分に興味深い一冊だ。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
私たちはグアム、サイパンやハワイのリゾートに行った時、そこからさらに南に散らばる島々に太平洋戦争や水爆実験の歴史をチラリと思うことがあっても、そこに住む人々の来し方や西洋との関係などはほとんど知らない、といっても過言ではない。この本は、そんな私たちの無知に対しきわめて新鮮で衝撃的な刺激を与えてくれる。太平洋の島々の人たちの祖先は、ヘイエルダールの「コン・ティキ号探検記」が想定した南米人とより日本人との関係の方が深いこと、限りなく天国に近いと言われる珊瑚礁の海が、ラス・カサスの「インディアスの破壊についての簡潔な報告」を想わせる歴史を沈潜させていること等々、学校の歴史の教科書には書かれていなかったことが次々と紹介される。もっと詳しく知りたくなるようなことがいっぱい詰まった太平洋学序説。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 本書は、「太平洋」を主役に置いた通史である。
 古代の縄文人の移動などのロマンあふれる話からオーストロネシア系民族の移動、大航海時代のヨーロッパ諸国の進出と征服、アメリカや日本の近代における攻防、そして現代までを描く。
 そしてまた本書の特徴の一つは、特に日本との関わりを重視している点である。
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