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天草四郎時貞 [VHS]
  

天草四郎時貞 [VHS]

三國連太郎, 大川橋蔵, 大島渚 VHS
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 出演: 三國連太郎, 大川橋蔵
  • 監督: 大島渚
  • テープ数:: 1
  • 販売元: 東映ビデオ
  • VHS発売日: 1999/12/10
  • 時間: 101 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00005GOXI
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By ご飯
 50年代に時代劇の王国として栄えた東映も60年代に入り、勢いが衰える。マンネリになった時代劇に新風を吹き込むべく起用したのが大島渚なのに驚く。

 大島監督が松竹にいた頃に政治的な作品で物議をかもしだしていて、彼は松竹を出ることになった。政治的な作品を作る作家と東映時代劇とは合わないと思うが、それでも招いたのは東映の英断であろうか。それとも、それだけ大島監督の注目度が高かったのであろうか。

 チャンバラやスペクタクルもあるが、暗い画面で誰が誰やらわからず、議論が続くという作り方には、当時映画館で観た東映時代劇ファンは面食らったであろう。60年安保闘争の敗北を天草四郎をリーダーとする島原の乱に反映させたものは、大島監督が東映時代劇ファンに問題を投げつけた問題作。東映首脳陣は試写で本作品を観てどう思ったか。
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感想をひと言でいえば、真面目な作品です。
島原・天草の乱は史実であり、その顛末は学校の教科書で学びました。
当時の虐げられた人々の状況が暗い画面と音楽で暗示され、史実も(史実を参考にして)描かれていました。また研究者の間で意見が分かれる、乱の原因や天草四郎の役割、乱の評価は、本作品を見た人が考えるように創られていました。
小生が本作品を映画館で見たのは中三か高一の頃。悲壮感の漂う大川橋蔵に驚いたのを覚えています。エピローグが思い出せなくて、改めて鑑賞しました。
乱に参加した人々の願いは乱後、天草の初代代官鈴木重成の善政へと承継されたことを想うと、天草四郎(大川橋蔵)の、われわれの意思を示してやるだけで充分だ、というせりふに余韻が残りました。
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