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天竺熱風録 (祥伝社文庫)
 
 

天竺熱風録 (祥伝社文庫) [文庫]

田中 芳樹
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

遙か異境で、大軍勢を撃破! その智略にインドが震え懼(おそ)れた
知られざる唐(とう)の英雄・王玄策(おうげんさく)!
世界史に燦然(さんぜん)とかがやく偉業
驚異的史実にもとづく超娯楽エンターテインメント
天竺(てんじく)の名君・戒日王(かいじつおう)が急逝(きゅうせい)!? 玄奘三蔵法師(げんじょうさんぞうほうし)は不吉な夢を見た。折しも、大宗(たいそう)皇帝の命を受け、文官・王玄策(おうげんさく)率(ひき)いる使節団が天竺へ向け出発した。行く手には天空にそそり立つヒマラヤ!
難路悪路を踏破し、目的地マカダ国にたどり着く一行。だがそこは、悪政を敷く新しい王によって支配されていた。三蔵法師の夢は正夢(まさゆめ)だったのだ。簒奪王(さんだつおう)を倒すべく、王玄策は囚(とら)われていた牢獄を脱獄。しかし頼るべき兵もなく、いかに強大な敵に立ち向かうのか!? 空前絶後の奇功をなした男の痛快冒険行!
こんな人物が、ほんとうにいたのか。 この作品を読んでくださった方には、そう驚歎(きょうたん)していただきたい。ほんとうにいたのである。唐(とう)の時代、一度ならず三度も中国から天竺(インド)へ往(い)って還(かえ)ってきた男が。その名は王玄策(おうげんさく)。王玄策は、孫悟空(そんごくう)でも同行していなければとうてい不可能としか思えない大事業を、現実に、彼ひとりの力でやってのけた人物なのだ。王玄策という実在の人物について、いささかなりとも知識と興味を持っていただければ、これにまさる喜びはない。 --このテキストは、 新書 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

大唐の太宗皇帝の命を受け、下級文官・王玄策ら三十余名が天竺へ向かった。目的地のマカダ国は難路悪路の遙か彼方。しかも行く手には天空の頂・雪山がそそり立つ。苦難の旅の末辿り着いたマカダ国では、名君が逝去し簒奪者による悪政が行なわれていた。囚われの身となった王玄策は脱獄を決意し…。中国史上もっとも数奇な体験をした使節団を描く痛快冒険ロマン。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2011/6/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396336829
  • ISBN-13: 978-4396336820
  • 発売日: 2011/6/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 田中芳樹が以前から興味があるとあちこちで書いていた王玄策を主人公とした痛快冒険活劇。基本的には歴史的事実にもとづいている。
 唐の皇帝の命を受け、チベット、ネパールを越えてはるばる天竺に向かう王玄策一向。ところがすでに名君戒日王はなくなり、天竺は簒奪者が支配するところとなり、一向は牢にとらえられてしまう。王玄策は、牢から脱獄し、ネパールやチベット兵を借りて、天竺を圧倒的兵力を誇る簒奪者から解放しようとするが・・・?

 独特の芝居調のナレーションを採用し、田中氏としては珍しい構成。必ずしも史料が残っているわけではなく、だいぶ創作によるところが多いと見受けられ、中にはいささかご都合主義にすぎる部分も見受けられるが、それを補ってなおあまりある魅力的なストーリー構成と人物描写である。田中氏お得意の台詞の丁々発止、いかに多数の敵を打ち破るかの戦術、心地よい勧善懲悪、余韻の残るキャラクターたちとの別れ、ちりばめられた教訓など、読むべきところの多いエンターテイメント良作である。
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
意外や意外! 2004/11/2
形式:単行本
 田中芳樹がこんな本を書くとは誰が思おうか?
 この小説は彼が「中国武将列伝」でも触れていた唐の名将(というか中級役人)王玄策の物語である。ページを開いてまず田中芳樹に馴染みのある読者が驚くのは、彼が用いた文体だろう。その理由については彼自身が後記で述べているから触れないが、問題はその成否だ。
 個人的にはオッケー。
 確かにこの文体を選んだことで表層的に起こった事実のみを述べているという印象は否めないけれど、心理小説にはもう飽きたって人にはお勧め。人物描写が浅くて普段の田中芳樹小説には盛り込まれている逸話の描写がなかったのが残念ではあるが、かえって本筋である王玄策の物語から視点がずれなかったとも言える。
 ・・・・・・ああ、早くアルスラーン戦記の続きが読みたいなあ、という気持ちに久々になった。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
銀英伝やアルスラーン、アップフェルラント物語などではない、ちゃんとした歴史に沿ったものだ。
主人公は王玄策という唐の国使。 天竺へ3度わたったという珍しい男。
彼の二度目の遣天竺使のときの痛快無比な話。

だが史実に基づいているようだ。
登場人物の多くも実在している(らしい)

書き方はなかなか変わっている。語り部が語る感じで、言って見れば古川日出男の「アラビアの夜の種族」のようなもの。
だが、ストーリーテリングの妙はさすがだ。

わくわくする良質の読み物だと思う。

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投稿日: 2007/9/16 投稿者: 紫ガーデン
最後の1ページまで満足
第一回から十回までと,ページ数の割はこまかくわけられていて,
なじみの薄い時代や登場人物にしては,物語の流れがわかりやすく,... 続きを読む
投稿日: 2007/3/10 投稿者: ポロロッカ
又、一つ勉強になりました☆
田中先生、又一つ勉強させて貰いました。もともと中国任侠モノ好きだったんで作者が中国モノに手を出された時正直嬉しかった。まして、マイナー路線なので又嬉しい。メジャー... 続きを読む
投稿日: 2005/2/10 投稿者: rei-akiyoshi
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投稿日: 2005/1/10 投稿者: yang-wenli
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投稿日: 2004/12/21 投稿者: lemonerika
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