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天空の帝国インカ (PHP新書)
 
 

天空の帝国インカ (PHP新書) [新書]

山本 紀夫
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商品の説明

内容紹介

インカ帝国を頂点とするアンデス文明の興亡の謎に挑む。
世界遺産のひとつマチュ・ピチュは、インカ帝国を代表する遺跡である。南米大陸最大の領土を誇ったインカ帝国は、多くの謎とロマンに満ちている。なぜアンデス高地という数千メートルもの高地にマチュ・ピチュはつくられたのか。この石造建築にみる驚異の石積み技術と、山を切り開くようにつくられた壮大な階段耕地は、訪れた世界の見学者を驚かせている。さらに、この地域は「栽培植物の宝庫」であり、ここを原産として世界に広がった作物はジャガイモやトマトやタバコや綿など、数十種にものぼる。そもそも、インカ帝国はなぜ突然に拡大発展し、急に滅びていったのか。
40年余りにわたり、この地を調査してきた民族学者である著者は、インカ帝国を滅ぼしたスペインたちの文献と、自らの調査結果から、インカの先住民たちの精神世界に思いを馳せる。スペイン人たちが異端とみなした、「異形の神々」ワカ信仰こそが多くの謎を解く鍵であると確信し、本書を著す。

内容(「BOOK」データベースより)

アンデス高地を舞台に栄華を誇ったインカ帝国は、多くの謎とともに語られている。が、この地域は「栽培植物の宝庫」であり、ここを原産として世界に広がった作物はジャガイモやトマトやタバコや綿など、数十種にのぼる。40年余りにわたり、この地を調査してきた民族学者である著者は、インカ帝国を滅ぼしたスペイン人たちの文献と、自らの調査結果から、インカの先住民たちの精神世界に思いを馳せる。スペイン人たちが異端とみなした、「異形の神々」ワカ信仰こそが多くの謎を解く鍵であると確信し、本書を著す。

登録情報

  • 新書: 264ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2011/7/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4569799043
  • ISBN-13: 978-4569799049
  • 発売日: 2011/7/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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なぜインカの人々は海抜4000メートルを超える高地に住んだのか。
その理由をさぐる章がぐいぐい読ませる。
著者が挙げるその理由は
「高地は住みやすいという理由である」
・まず高山病には、実はすぐ慣れる。
・熱帯の高地は実は気候的に住みやすい場所である。
・高地は伝染病などが少ない健康的な場所である。

いったいなぜなのか、興味がわいてきますよねえ。
そんなかたはぜひ本書を。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
インカ帝国ものといえば、世界遺産マチュピチュやクスコの遺跡紹介が多いのですが、この本は民族学者の視点から、当時の人々の生活にスポットをあてています。そして、ジャガイモに関する本をこれまでも出している著者の思いを垣間見ることができます。

天空都市と呼ばれるマチュピチュが本当は都市とは言えないこと、高地は私たちが思うよりも過ごしやすい場所であること、ジャガイモやトウモロコシなど食糧が豊富だったこと、主食がジャガイモであったこと、ジャガイモもトウモロコシも儀礼に深い関係があること、通常とは違ったものが神・信仰の対象となったこと、などが著者の意見を盛り込みながら紹介されています。

遺跡の魅力や特徴ではなく、生活のにおいのするインカ帝国の本は、これまでの同種の本とは違って面白いと思います。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tabopapa トップ1000レビュアー
30年以上も前に岩波新書でインカ帝国について読んで以来、久しぶりにインカ帝国の本を読んだ。岩波新書の方は、帝国の支配者、遺跡の素晴らしさを中心に説明され、不思議な帝国だとの印象を当時持った。本書は一般庶民の暮らしの観点から民族学者らしいアプローチで別の角度からインカ帝国及びインカ・アンデス文明に迫っている。その主食であるじゃがいもや、神事には欠かせないお酒を造るトウモロコシの話しを中心にその生活様式を説明。又大きいもの、異形のものを敬うワカ信仰の精神性をその生活の中で位置づけて説明がなされる。
遺跡のすばらしさ、黄金の世界的なインカ帝国ではなく、今なおアンデス地方に残る生活様式を踏まえたインカ帝国の謎解きは、新鮮な視点を与えてくれる。
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