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天皇の世紀〈12〉金城自壊/総索引 (文春文庫)
 
 

天皇の世紀〈12〉金城自壊/総索引 (文春文庫) [文庫]

大佛 次郎
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明治元年、日本を東西に二分した内戦は続いている。新政府軍に立ちはだかったのは、東日本諸国が有する古来の“道義”であり、逡巡しつつもそれに殉じた者の一人に、長岡藩家老・河井継之助がいた。歴史とは何か?日本人とは何か?大佛次郎は自らに問いかけ、生命を賭したこの大作において見事に確答を示した。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大佛 次郎
明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。長兄は英文学者の野尻抱影。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 445ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/12/3)
  • ISBN-10: 4167799030
  • ISBN-13: 978-4167799038
  • 発売日: 2010/12/3
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By 金吾庄左ェ門 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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 河井継之助を中心に、長岡城や新潟港を巡る戦いが描かれ、そこへ会津をはじめとする奥羽越列藩同盟や明治新政府の思惑が絡んできます。
 意気軒昂ながら必ずしも一枚岩ではない列藩同盟、何が何でも武力解決に訴えたい新政府、その間で長岡藩を守ろうとする河井ですが、新政府軍の軍監・岩村精一郎との軋轢から、戦争状態となります。当初は、用意していた新兵器の力もあって善戦しますが、やはり長岡一藩という意識から抜け出せなかった事が悪かったのか、負傷敗走となり、話はここで終わりとなります。そして作品は未完のまま作者の大弗次郎は世を去ります。
 まだ、会津や函館での戦争が(場合によっては西南戦争も)残っており、明治維新を知る上で、公正な記述を行ってきた作者の死が惜しまれてなりません。
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