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天皇の世紀〈11〉 (文春文庫)
 
 

天皇の世紀〈11〉 (文春文庫) [文庫]

大佛 次郎
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大佛 次郎
明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。長兄は英文学者の野尻抱影。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた。昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 427ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/11/10)
  • ISBN-10: 4167799022
  • ISBN-13: 978-4167799021
  • 発売日: 2010/11/10
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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世にあまり知られることのない浦上キリシタンに対する明治政府の激しい弾圧と欧米の抗議が前半で、後半は会津、庄内征伐に緒戦でつまずいた奥羽戦争のPartIが描かれる。著者が感動して書き続けている隠れキリシタンの意思貫徹と周囲に影響を与える顛末は感動的だ。奥羽戦争はこれほどあたふたと始まったものであるとは知らなかった。本巻はシリーズの秀眉である。
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By 金吾庄左ェ門 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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 長崎・浦上のキリシタン弾圧の話が書かれていますが、幕府から明治政府に代わってもキリスト教を認めない方針に変わりはありませんでしたが、信者達はいかなる拷問や強制移住にも屈することなく、信仰を捨てませんでした。「キリスト教は外国から来たもの」と言われれば「仏教も外国から来ている」と返し、「棄教すれば望みをかなえる」と言われれば「私ののぞみは日本中がキリスト教徒になることです」と返しました。また、明治政府のこの方針は、外国からは問題視されていました。
 江戸開城後、幕末期に皇室への忠誠を貫いた(そして最も恐るべき存在)会津藩を一方的に敵視し、東北の地において暴虐の限りをつくす薩長に対して、会津の救済を求めかつ薩長への対抗手段として、東北諸藩による同盟関係が構築されていく姿が、仙台藩と長州の参謀・世良修蔵のやり取りを通じて描かれます。
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