出版社/著者からの内容紹介
「天皇」の扱い方や「接吻」場面の奨励など、占領軍の検閲で日本映画の何が変わったのかを、原資料と関係者取材で検証した画期的な労作。日本映画ペンクラブ賞受賞。
内容(「BOOK」データベースより)
天皇と接吻―それは占領軍が映画検閲の対象とした事象の代表例である。天皇陛下の扱いは微妙な問題を含んでいたので、検閲官は神経質になった。また、キス・シーンはアメリカ民主主義のシンボルとして大いに奨励された。検閲官と映画人たちの応酬は誤解に満ち、ある意味で滑稽でもあった。本書は、のちの日本映画および日本文化に決定的影響を及ぼしたといわれる検閲の実態を、原資料と関係者への取材を通して初めて明らかにした画期的な労作である。