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天璋院(てんしょういん)と徳川将軍家101の謎 (PHP文庫)
 
 

天璋院(てんしょういん)と徳川将軍家101の謎 (PHP文庫) [文庫]

川口 素生
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幕末激動の時代。薩摩藩主・島津斉彬の養女として徳川第十三代将軍・家定の正室となった天璋院。薩摩兵が中心の新政府軍が江戸城総攻撃を目指すなか、無血開城の実現と徳川宗家の存続に尽力したのは、天璋院と和宮という二人の女性だった。―本書は、天璋院と、彼女を取りまく徳川将軍家、島津家、和宮についての101の話を紹介した。まさに天璋院のすべてがわかる一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川口 素生
歴史研究家(専攻は戦国・江戸時代)。1961年岡山県生まれ。岡山商科大学、法政大学文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 311ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2007/11/1)
  • ISBN-10: 4569668119
  • ISBN-13: 978-4569668116
  • 発売日: 2007/11/1
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 348,488位 (本のベストセラーを見る)
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36 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
PHP文庫で、この内容と量と密度の濃さには正直驚きと満足で一杯である。101項目の謎に分け、天璋院の生い立ちから生涯にかけて全般に詳しく書かれ、また斉彬、静寛院宮、家定、家茂、慶喜は無論のこと、更に本寿院、歌橋、幾島、喜尾、藤波、実成院、滝山、観行院、大岡ませ子、佐々鎮子等々のことも書かれている。特に佐々鎮子の「旧事諮問録上巻」、中根雪江の「昨夢紀事」、大岡ませ子の口述「三田村鳶魚全集第三巻」という資料からも説明引用している。輿入れに献上した巨大硯や、天璋院の飼っていた「サト姫」や、ペリー持参のウィラー&ウィルソン社製のミシンを篤姫が使いこなしていた話も掲載され、大奥の職制や定員に至るまで、その項目の幅広さは本当に楽しくなる。巻末に今和泉家と藩主島津家の略系図、天璋院関係年表があるのは当然としても、「天璋院関係人物」として31名の説明があり、関係する史跡(薩摩、江戸城、江戸薩摩藩邸、将軍家菩提寺)と、その至れり尽くせり振りには本当に脱帽し評価は6つ星としたい程である。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
今和泉島津家の姫として生まれ、後に島津斉彬の養女となり、第十三代
将軍徳川家定の御台所となった天璋院。彼女の生涯とその時代背景を、
101の謎として紹介。

天璋院の生い立ち、そして徳川家定に嫁ぐことになったいきさつとその後、
さらに大奥の内情や家定、和宮についてなども書かれていて興味深かった。
激動の幕末から明治にかけて、天璋院の果たした役割はとても大きかったと
改めて感じた。強い意志と信念がなければできないことだ。また、大奥に
いた頃は気持ちのすれ違いもあっただろうが、勝海舟の語る明治になって
からの天璋院と和宮二人のエピソードには、心温まるものがあった。時代に
翻弄された二人だったが、晩年の仲睦まじい姿はほほえましい。この本の
中に特に目新しい記述はないが、誰が読んでも分かりやすく書いてあるので、
天璋院などについて知りたいと思う人にはぴったりの本だと思う。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By m_2ks
形式:文庫
 例えば宮尾登美子の原作を読んだり、NHKから出ていた「篤姫ガイドブック」みたいな物を既に読んだ、或いは自分なりにネットや書物で篤姫関係のものを見聞したことがある人なら、半分以上は知っていることばかりで飽きると思います。強いていえば、身の回りの世話をしていた女中たちの若干の記述くらいでしょうか。Wikkipediaで篤姫を中心にリンクで関連人物を辿って読んでしまえば、この本に書かれている内容は殆んど網羅されてしまいます。ドラマでしか篤姫のことを知らないので、史実というものにも触れてみたいと思った方なら新鮮だと思います。
 「101の謎」というので読んでみましたが、随分と無理矢理な編集の仕方だと思いました。というのは、各テーマで書くために時系列がメチャクチャになり、余ほど頭のいい人でなければ、頭の中が整理できません。「謎」なんて101もタイトルを作らずに、生まれてから亡くなるまでを単に伝記風に作ってしまったほうが却って分かり易かった気がします。というのは、わざわざ101も項目を作ったために、重複する内容が耳にタコが出来そうなくらい繰り返されるからです。寛永寺と増上寺には歴代将軍とその妻妾の墓がある話や(誰でも知ってる!)、維新後は篤姫と和宮は仲が良かったとか、御三卿の説明(今さら)や11代家斉は50人以上子供がいてオットセイ将軍と呼ばれた話は5回くらい出てきて飽き飽きしました。何も知らずに読む人でも、前にも書いてない?と必ず感じるはずです。重複する話しが何度も出てきてその度にイライラしました。無駄な書き方に感じたのですが、書き下ろしとあったので更に呆れてしまいました。
 ただ、内容的には確かに細かいし、詳しい資料を付き合せて書かれているので、大変な作業だろうなとは思いましたが、その割りに根拠の無い著者の主観や感傷的な言葉が突然述べられたりするのはシラケました。
 尚、ドラマしか見てない方のために。小松帯刀と篤姫の私的な交流は大河を面白くするための設定です。原作はもちろん、間違ってもこの本には小松のコの字も出てきませんので、期待しないで下さい。小松帯刀のことを知りたければWikkipediaでどうぞ。記述は少ないですが、小松帯刀の功績により帯刀亡き後、小松家は日本で最初の鉄道開設時に品川駅で立売の営業権を得ており、現在も常盤軒という社名で品川駅で駅弁を売っていることが書かれています。ドラマで小松帯刀に魅せられた方は多いと思うので、そういう内容のほうがむしろ感慨深いですね。
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