とても良かったです。
話自体は、時代もの(紀元前のユーラシア大陸での騎馬民族匈奴が舞台)でしたが、世界史が苦手な私でも思わず嵌ってしまうくらい、しっかりした筋立てでして、グイグイ引き込まれてしまいました。
とてもドラマティックな話です。
あらすじは略しますが、絶対お互いに(無意識の)一目ぼれだったと思います。
なかなかうまくいかない2人の関係が、少しずつ歩み寄っていくのがとても自然で感動的。
景瓏の性格は、とても健気で尽くすタイプ。でも内に秘めた情熱はとても熱くて、愛する旋牙の為なら人質になったり、自害も厭わないほどです。
一方の旋牙の男らしい所や、荒っぽいようでいて実は優しい所、景瓏を深く愛して必死に守ろうとする一途さがいいですね。
特にそういう場面の演出もすごく良くて・・・セリフも行動もカッコイイ!!
景瓏に対してベタ甘なのも、もう羨ましいくらい良くって・・・キュンキュン&ニヤニヤしてしまいました。
自分の知らない国の情景なのに、ちゃんと目に浮かんでくるのが浅見先生の筆力の凄い所でしょうね。
舞台は外国なのに、まるで壮大なドラマを見て(読んで)いる感じでした。
そして、朝南先生の描く景瓏はとても綺麗ですし、旋牙の男っぽい姿はとても凛々しくて・・・ホントうっとりしてしまいます。眼福、眼福・・・。
歴史好きな方、ドラマティックなお話好きな方は、是非一読を・・・。