瞬と彼が再会。かなり以前にずっと望んでいたシーンのはずなのに、嬉しいという感情も感動もなかった。やはり彼が東京や麻雀を離れてしまっていたという失望もあるし、正也とのことは一体どうなったのかというのもあるだろう。津神と瞬を戦わせるためのきっかけとして再会させたのかもしれないし。遅すぎたというのが最大の理由だ。二人の再会も、彼が瞬を許してしまうのも。
彼以外にもキャラ・設定の崩壊が激しい。賢治や女医ってここまで瞬をマンセーしていたか? 確かに賢治は誰にでも魅かれる性格だけど。女医は祥吾さんを殺した犯人を推理していた時、熱海でのことは全く話していなかったのに。
賢治と津神は退場と同時に、作者からのマンセーもなくなった。初めて津神に少し悲哀を覚える。しかし、津神は瞬と戦えるのか。健次郎が復活のチャンスを狙っているのだから、津神も本当の引退ではないのかもしれない。しかし、彼のようなケースもあるわけだし(中釜から謹慎を言い渡されている)。瞬と戦わせるために鳴海マスターの息子のことを思い出させるのも不自然だ。マスターの顔はおぼろげには覚えていても、名前は思い出せなかったらしいのに。息子との間に何があったのかは推測でしか語られていないのに、津神が「手にかけた」と断定してしまうのは軽率な気もする。復活の可能性はかなり低くなっても、健次郎以上に彼・体力消耗で倒れた賢治・津神にどうしてもわずかでも期待してしまう。その理由はこれからの展開で明らかになってくるであろう。