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5つ星のうち 3.0
この夜にすべてを,
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レビュー対象商品: 天牌 34 (ニチブンコミックス) (コミック)
瞬のまっすぐな一部分と、他の人たちの毒の部分を対照的に描こうとしたが失敗した印象。瞬の名前が必要性もなく唐突に出てくるのは、当初は瞬も渋谷戦に絡ませるつもりだったのか。 「背負い込んだのか」は津神が言うべきだった。そうすれば、よっちんは津神をある程度は許せたかもしれない(完全に許せるのはずっと先でも)。嶺岸さん、お婆さんキャラが好きだからって甘すぎ…。 正吉は義明のことを話題にしても、谷口さんのことは思い出さないのか。外伝で印象付けておいて、それはないだろう。麻雀をやらない日は戦友達の像を彫っているというのも信じられなくなってくる。そんないい加減さで瞬にアドバイスしても説得力ないですよ。 八角五郎、カッとなるだけならまだしも、根に持ちすぎ。前巻でも三國が賢治を憎むように仕向けてるようなところがあったし(あれで憎み始める三國も三國だが)。ひょっとしたら、渋谷戦の陰の首謀者の一人なのかも? この巻では賢治も毒を口にする。しかし、それは五郎が感情に流されずに対戦するかどうかテストしたためと、清蔵や津神に相手にされなかったためだろう。気持ちは分かるが、誤算があった。「自分が除外されたのだから、同じよそ者のよっちんもきっと。」と思ったことだ。 結果、黒流会は表も裏も理不尽極まりない渋谷戦を企み、その標的に選ばれたのは…! 「健次郎を、いや黒流会も一番舐めていたのは自分だ。」という思いが駆け巡る。後ろめたさの言葉をかけず、二人の絆に気が付かなかった津神にも責任はあるのだろうが…。 津神や清蔵が賢治を渋谷戦候補者から外したのは、三國と兄弟だということを考慮したからだろう。いつ、どうやって二人は知った? 賢治が言ったのではないだろう。彼は無視された理由が分からないし、三國を特に「兄貴」と思っている様子はなさそうだし、それによっちんに知られないようにしているだろうから(「よっちんの性格なら、オレが選ばれるよう取り計らってくれるだろうけど、それは避けたい。」と考えて)。あちこちに手を回して調べさせたのだろう。賢治の言葉を無視し続けたのはマズかった。彼等も知らずに毒を放出してしまったのだ。 しかし、賢治の毒だけは、最初から彼は除外されていたと察したよっちんによって薄められることになる。
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