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天然理科少年 (文春文庫)
 
 

天然理科少年 (文春文庫) [文庫]

長野 まゆみ
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ひとつ所へ落ちつく気配をみせず、転居をくり返すばかりだった父につれられるまま新たに訪れた山間の中学校で、岬は不思議な少年、賢彦と出会う。「ぼくたちは、ずっと友だちだったんだよ」
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

放浪癖のある父に連れられて転校を繰り返す岬は、中学二年の秋にたどりついた山間の町で、小柄な少年・賢彦に出逢う。学級のリーダー・北浦と、賢彦との微妙な関係。賢彦は二年前、忽然と現れる幻の湖で神隠しに遭い、ふらりと戻ったというのだが…。わずか三日間の邂逅、そして別離。時を超えるみずみずしい成長物語。

登録情報

  • 文庫: 157ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/8/3)
  • ISBN-10: 4167679485
  • ISBN-13: 978-4167679484
  • 発売日: 2005/8/3
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,118位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bifs
形式:単行本
どこか懐かしくてわくわくする気分を思い出す作品です。
謎解きの要素もあり、そして最後は少し切ない。

天然理科少年というタイトルに、すでにこの世界観が詰め込まれている感じです。
長野作品には珍しい(?)かっこいい父親の登場も見どころと言えるかも。主人公の出会う、どこか非現実的な転校生活には思わず羨ましくなってしまいました。

少年たちの理科趣味も読んでいて楽しいです。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 長野まゆみという人は、ちょっと昔の、あるいは近未来の少年の心理を描かせたら天下一品。これは中でも絶妙にまとまっていて、入門書としては最適だ。これがだめな人は、もう読まなければいいだけの話。私自身も、育った時代はこの方の描く舞台とはちょっとずれているが、何ともいえない郷愁をそそられる。見たことのない風景、知らないはずのまちやものを懐かしいと感じたことのある方なら、お気に入りの作家になるはずだ。
 ただし、決して泣ける系の話ではないので、注意。

 追記:この作品がお気に召した方、紺野キタ氏のコミック「田園少年」を読まれたし。特に最後に載っている「夜を訪なうもの」が、雰囲気が似ている。
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By bobo
形式:文庫
章の間に著者のイラスト入り扉と散文、写真と散文の題材に関する解説が挟まれている。
また吉田美和子という球体関節人形作家の人形写真が文庫本では表紙に使用されており、後書きの次に作家に関する文章がある。

主人公、澄々木岬(ささきみさき)と、「生まれ育った土地柄に関わりなく、洗練された容姿を持ち、何より、姿勢がいい」、北浦。
まめ彦と呼ばれる白水賢彦(しろうずまさひこ)の三角関係のような人間関係をベースとしながら、不思議な舞台や白水賢彦についての謎が徐々に明かされていく。

タイトルから『天体議会』のような系統かと思っていたら、意外、長野まゆみ版ミステリーとも言える作品のように思った。
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