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天災と日本人  寺田寅彦随筆選 (角川ソフィア文庫)
 
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天災と日本人 寺田寅彦随筆選 (角川ソフィア文庫) [文庫]

寺田 寅彦 , 山折 哲雄
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商品の説明

内容紹介

地震列島日本に暮らす我々はいかに自然と向き合うべきか――。災害に対する備えの大切さ、科学と政治の役割、日本人の自然観など、いまなお多くの示唆を与える寺田寅彦の名随筆を編んだ傑作選。解説/編・山折哲雄。

内容(「BOOK」データベースより)

長い時を経て日本列島に築かれた文明の本質を、自然科学と人文学の両面から明らかにした寺田寅彦。その鋭い考察は、地震列島に生きる私たちへ、今なお新鮮な衝撃を与え続けている。日本固有の自然風土と科学技術のあり方を問う「日本人の自然観」、災害に対する備えの大切さを説く「天災と国防」、科学を政治の血肉にしなければ日本の発展はないと訴える「政治と科学」ほか、日本人への深い提言が詰まった傑作選。

登録情報

  • 文庫: 158ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2011/7/23)
  • ISBN-10: 404409439X
  • ISBN-13: 978-4044094393
  • 発売日: 2011/7/23
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知的 2011/9/7
恥ずかしながら寺田寅彦という名前だけは知っていたけれど、著書は読んだことがありませんでした。
今回、題名にひかれて読んでみて、すばらしい人に出会えたことをうれしく思っています。

寺田寅彦さんは、夏目漱石の弟子としても知られる多才な物理学者で、地震の研究者でもあります。
日本という土地の特異性を地質学的にとらえ、そこにすむ日本人がどのように環境に適応していったのか、
なぜ西洋科学が日本になじまないのか
ということを西洋の自然と比較しながら的確に説明してくれます。

文章もすっきりして読みやすいですし、今回の震災の本質にもつながる部分がみられ、
大きな目でみるとものすごくためになる本だと思います。

ほかの文庫本も面白いのですが、この本はとても薄くて活字もくっきりしているので
入門としては最適だったと思います。
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明治29年の「三陸地震」による大津波による災害、37年後昭和8年の「昭和三陸地震」で発生した大津波による災害が起きた。明治の人はこの災害を忘れないよう後世に伝えようと工夫したが結局人々は「忘れて」低いところに家を建てて大被害を受けてしまった。政府、行政が忘れないようにしっかりしないとダメだと寺田寅彦は昭和9年に警告を発していた。先見のある物理学者である。
私たち平成23年の大震災経験者は体験教訓を忘れないようにし、後世に残すため寅彦が提案しているように小中学校で教え続けなければいけない。
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9 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kana
寺田寅彦の随筆は東日本大震災以来しばしば話題になる. 気になっているところに,まとめなおされて文庫として出版されたので,読んでみた. 内容は津波などの天災とくに関東大震災や国防,流言蜚語,日本人の自然観などに関する随筆集だ. そこではたしかに,著者の科学的知識と日本文化への理解とが調和している. しかし,自分の体験をそのまま書いたり,とくに調査したりせずに記憶にしたがって書いていることが,現代において特に有用なわけではない. どれもみじかい随筆なので,それほど深く追求しているわけでもない. かるいきもちで,過去のひとりの科学者のかんがえかたをなぞり,震災のひとつの記録を読めば,それなりにえるところがあるだろう.
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