宇宙ステーションでの大事故からの、生還を目指した、壮絶なサバイバル物語。
何が壮絶か?と言って、宇宙空間での困難との対決に加えて、ドロドロとした人間模様が見物だ。
事故後の生存者は、皆が団結して、生還を目指すのか?と言えば、そうではない。
いざこざに加え、妙な所に、妙な人間が居た。
極限状況では、人はどんな行動をするのか?という面白さに加え、
まるで推理小説の様な、意外な側面が浮かび上がる。
展開は緻密で、最初から最後まで、緊張の連続だ。
宇宙ステーションは和製で、主要登場人物は、ほとんどが日本人だ。
この種の作品には、英米翻訳ものに優れたものが多いが、本書は和製作品として、親しみやすい。
一刻も早く、先を読みたくなる。
睡眠不足、請け合いだ!