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天才脳は「発達障害」から生まれる (PHP新書)
 
 

天才脳は「発達障害」から生まれる (PHP新書) [新書]

正高 信男
5つ星のうち 1.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

キレやすかった信長、段どりできない北斎、浪費グセの野口英世。
だからこそ彼らは偉人になった。かけがえのない才能を殺さないために
キレやすく執拗だった織田信長、段どり・あとかたづけができなかった葛飾北斎、
異常なまでにものを書きまくった南方熊楠、お金にだらしがなかった野口英世、
際限のない欲望に駆られ働きつづけた中内功。彼らの伝記や日記を読み解くと、
コミュニケーションや日常生活に独自の困難を抱えていたことは明らか。
脳になんらかの機能障害があったのではないかと筆者は推測する。
大切なのは、だからこそ彼らは「天才」たりえたのだ。「障害」の負の側面ばかりにとらわれ、
才能を殺しがちの日本社会に必要な発想の転換。
【特異な生涯を送った5人の天才たち】
CASE1 キレやすい信長
CASE2 かたづけられない北斎
CASE3 てんかんもちの熊楠
CASE4 野口英世の放蕩癖
CASE5 サバイバーとしての中内功

内容(「BOOK」データベースより)

キレやすく執拗だった織田信長、段どり・あとかたづけができなかった葛飾北斎、異常なまでにものを書きまくった南方熊楠、お金にだらしがなかった野口英世、際限のない欲望に駆られ働きつづけた中内功。彼らの伝記や日記を読み解くと、コミュニケーションや日常生活に独自の困難を抱えていたことは明らか。脳になんらかの機能障害があったのではないかと筆者は推測する。大切なのは、だからこそ彼らは「天才」たりえたのだ。「障害」の負の側面ばかりにとらわれ、才能を殺しがちの日本社会に必要な発想の転換。

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/6/16)
  • ISBN-10: 4569771076
  • ISBN-13: 978-4569771076
  • 発売日: 2009/6/16
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:新書
織田信長、葛飾北斎、南方熊楠、野口英世、中内功を題材にとり、「発達障害にはプラスの側面はある」と主張している書。
著者の言う、それを悪とだけ取ることは間違い、という部分に異論はないのだが、著者の主張の論理展開は滅茶苦茶の一言である。

まず、何よりも、この書で取り上げた人物は発達障害なのか、という疑問がわく。
例えば、織田信長は、幼い頃から粗暴で奇抜な行動を取っていた、などということだけだし、野口英世にしてももの凄い浪費癖があったこと、だけが著者の主張のよりどころである。さらに、中内功の「戦争体験によって、人生観が変わった」に至っては発達障害とは関係がない。
さらに、著者の言う発達障害そのものの話についても疑問だ。
野口英世の章で、生物は直感的に数を認識したり、計算を行う能力を有している。しかし、発達障害でその部分に困難を来し、数字のセンスなどを欠く者がいる。ここまでは良いとして、そこから、「サラ金地獄やカード破産などが起こるのはそのため」などと言い出す。論理をすさまじい勢いで明後日の方向へと飛躍させてしまうのである。他にも、様々なエピソードを無理矢理に発達障害に(それも、かなり誇張の多い表現で)結びつけているだけの部分が多い。

著名人のエピソードを記した著書としても面白くない。
先にも書いたような、信長は幼い頃から粗暴で奇妙な振る舞いばかりしていた、とか、野口英世は金銭にルーズだった、とか、殆どの人が知っているようなものばかりだからだ。

発達障害に関しての本としても、偉人についての蘊蓄を綴った書としても、どちらにしても評価できない。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ポチR トップ50レビュアー
形式:新書
「初めに結論ありき」の本だった。著者の専門分野を越えた部分についてはほぼ推測。納得できるものではなかった。

織田信長、葛飾北斎、南方熊楠、野口英世、中内功の5人を取り上げている。このうち、著者が言うには「発達障害」と思われるのは信長、北斎、野口英世の3人。5人を取り上げたのはその5人が天才だというのが理由だそうだ。

しかし、話の持っていき方があまりに強引すぎ。決めつけがほとんどだし、推測がほとんど。さらに、当時の彼らのエピソードだけ描いてくれれば読みやすいのだが、文章の中に現代のそういったケースの話をやたらと挟むので、結局何を言いたいのかもよくわからなくなってくる。

野口英世の項目に至っては、ほとんどが野口に対する批判に終始しているようだ。天才だから取り上げた、という最初の前提も忘れられているかのようだった。信長のところでは、彼が「三助」という名前にこだわっていたので次男に「三介」という幼名をつけた、と書いてあったのだが、だったらなぜ長男には「三介」と付けずに「奇妙」とつけたのか。そこには全く触れられていない。さらに、確か信長の次男の幼名は「茶筅」だった気がするが。そういう部分が納得できない理由の一つでもある。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:新書
たしかに、そうかもしれない。
でも、歴史上の人物に対しての
「筆者は推測する」から、
「日本社会に必要な発想の転換」まで、
つなげてしまってよいものか…。
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