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天才科学者たちの奇跡 それは、小さな「気づき」から始まった (PHP文庫)
 
 

天才科学者たちの奇跡 それは、小さな「気づき」から始まった (PHP文庫) [文庫]

三田 誠広
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ガリレオ、パスカル、ニュートン……。天才たちは、いかにして大発見をなしえたのか。世紀の発見に隠された天才科学者たちの素顔に迫る。

「隠された原理を見出したい」「もっと深く真理を探究したい」……。科学者たちのそうした願いが、ときに信じられないような奇跡を呼び起こした。
「何かがおかしい」という直感を得て、何時間も揺れるシャンデリアを見続けたガリレオ。リンゴは落下するのに、なぜ月は落下しないのかという問いを、真剣に考え続けたニュートン。静電気というよくわからないものを、カエルの脚を使ってその存在を証明したガルバーニ。エンドウマメの遺伝には細かい法則があるのではないかという仮説を立て、それに挑み続けたメンデルなど、神秘の扉を押し開いた男たちは信じがたい努力と驚くべき執念でもって偉大な発見をなしえた。本書はそうした偉大な科学者たちが、小さな気づきをどのようにして独創的な着想に変え、世紀の大発見に結びつけたかを描いたヒューマンドラマである。
世紀の発見の裏側に隠された、天才科学者たちの意外な素顔が見えてくる本。
文庫書き下ろし。

内容(「BOOK」データベースより)

「隠された原理を見出したい」「もっと深く真理を探究したい」。天才科学者たちのそうした願いが、ときに信じられないような奇跡を呼び起こした。本書は、偉大な科学者たちが奇跡と出会い、そこから真理を究めていくまでを描いた人間ドラマである。神秘の扉を押し開いた男たちは何を発見し、何を後世に残したのか。12人の男たちの信じがたい努力と独創的な着想・研究の軌跡を追う。

登録情報

  • 文庫: 259ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2005/3/2)
  • ISBN-10: 4569663761
  • ISBN-13: 978-4569663760
  • 発売日: 2005/3/2
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By shirube
形式:文庫
プロローグのアルキメデスと最終章のアインシュタインを除けば、17世紀〜19世紀の近代自然科学の話ということになる。それぞれの章では、主人公とその大きな発見に関する話だけでなく、同時代に生きた主人公のライバルや仲間達の逸話にも話が及ぶ。科学史でも伝記でもなく、科学解説書でもない。「アインシュタインの謎を解く 誰もがわかる相対性理論」の著者・小説家三田誠広が語るサイエンス・ドラマである。

主人公の名前は勿論知っている。主人公の業績も有名である。しかし、著者の視点で語る主人公とその周辺の人物達の話は、すこぶる新鮮である。食べ飽きた食材でも料理次第でおいしくなる。この本も、三田流の切り口と構成で、実に興味深く感じながら読み進むことができる。数式も化学式も図表も使わずに、見事に主人公やその周辺人物の科学業績が解説されていく。

本書は主人公の科学者たちが、「小さな気づきをどのようにして独創的な着想に変え、世紀の大発見に結びつけたかを描いたヒューマンドラマ」であると同時に、物理学の楽しさを説く著者による科学啓蒙書とも言えよう。

第11章のマクスウェルの悪魔は、エントロピー増大の原理に対抗して、エントロピーを減少させる悪魔である。私は、むかし学生あるいは高校生だった頃にエントロピー増大の原理を学んだ時に、生命現象ってこの原則に反しているよなあって思って、エントロピー増大の原理と折り合いをつけることに悩んだ記憶がある。この本では、このエントロピー増大の原理と生命現象の"矛盾"をうまく説明してくれている。それに加えて、別の似たようなしかし壮大な"矛盾"をもうまく説明している。

最終章にアインシュタインを持ってきたことも憎い構成だ。マックスウェルで終わらずにアインシュタインを登場させることで、自然科学が広義の物理学として形而上学と別系統の学問として終わらず、かつて自然哲学と呼ばれた頃のように、哲学の一部門に戻っていく。

あとがきの中でこう書かれている。「自然現象の背後に隠された原理を探り、最終的には、宇宙とは何かという途方もない問いに迫っていくのが、物理学の楽しさなのだ。」まさに然りである。
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By syacho3
形式:文庫
ここに掲っている天才科学者が発見したひとつひとつの事象を理解するのは非常に困難だと思う。
しかし、問題なのは、その事象を理解できるかどうかじゃない。
科学とは真理を追究しようという哲学の一片でしかないわけで。その代表者として、彼らはここに登場しているだけなのです。
哲学は誰もが避けて通れない道。真理を追究するということがどういうことなのかをちょっとでも考えられれば、この本を読んだ意義は果たせたといえるのではないでしょうか。
もちろん、知識欲もかき立ててくれる一冊。
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