絵コンテは、映画や TV ドラマなどをつくるとき、シナリオを基に登場人物の動きやカメラの位置などを、カットごとに絵で示したもの。
◆絵で考える
文字だけで考えていると、理性が働き常識が発想の足を引っ張る。絵で描く意味は、言葉による類型化を避け、具体的に視覚化して、潜在意識の持つ直感力を最大限に活用するため。言葉では長くなるシーンも、絵だと一コマで表現できる。
論理的に考えたり、資料に頼らず、まずは自分の経験と知識で発想してみる。資料集めから始めるのは、時間を浪費するだけ。
◆イメージを記号化する
人は単純化した顔のテンプレートを使ってパターン認識している。○の中に点が二つ並んでいるだけで、顔に見えてしまう。
絵コンテを描くには、絵を記号化したテンプレートを使う。写実的に描かず、記号化してらしさだけを表現する。記号化した部品を作って組み合わせる。
絵のコツは線をハッキリ勢いよく描く。形をパターン化する。
◆キャラクターに語らせる
自分の代わりをする存在としてオリジナルキャラクターを創る。
キャラクターを二人作る。自分の性格を反映した存在と、もう一人はまったく逆の存在。言いにくいことをキャラクターが話す。
◆絵コンテの流れ
資料を片付ける。一枚の紙と鉛筆を用意。テーマを絵で表現する。テーマを擬人化してみる。キャラクターに語らせる。
(1)一枠目に発想のタネ(課題)を描く
(2)そこからイメージできるタイトルをつける
(3)直感で絵の連想ゲームを行う
(4)絵の枠左側はキャプション(説明書)をつけ、ストーリーにする
(5)右側にはセリフや音などをつけてリアルに仕上げる
◆時間の流れを見る
マインドマップは思考の全体を俯瞰する見取り図。頭の中にある要素を連想によって引き出して、張り巡らせていく。
絵コンテは、時間の流れを視覚化する。時間の流れを俯瞰できる。思考や発想を組み替えて眺めることができる。