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323 人中、297人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
疑問や違和感はこってり残るが、それでも気になるヨコミネ式,
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レビュー対象商品: 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く! (単行本)
著者の講演を聞いて響く親9割、響かない親1割だそうだが、本書を読んだ限りにおいて私は1割の方に入りそうだ。と言っても、共感できるところは多々あるし、体罰の制限などは参考になったし、何より現場で創意工夫を重ねて独自のメソッドを確立したことは素晴らしいと思う。がしかし、ところどころ魚の小骨のように引っかかることがあり、結局飲み込めずに終わった。最大の小骨は「3歳以降抱きしめるな」という禁止令だ。しつこい上に「成功へのキーワード」「絶対しないで」とまで言っていることから、これがヨコミネ式においてかなり重要なポイントであることがうかがえる。そして、3歳過ぎて抱きしめたりなんかした日にゃ思春期になってから性欲に溺れ、非行に走り、少年院に行き、マザコンにもなるし、ニートにもなっちゃうよと力説するが、ここでしれっと「溺愛、甘やかし」を「抱擁」に置き換えた意図は何だろうか?抱擁禁止で高じる子どもの渇望感が、ヨコミネ式の原動力になるとか?執拗な牽制は裏を返せば、高々ハグした位でヨコミネ式では伸び悩むってこと?真意はどうあれ、私は「心ゆくまで親に抱いてもらえなかった育ち残し(欲求不満)は異性に持ち越しとなり、性体験を早める」(Q&Aこころの子育て)との言葉を信じるので、これには従えない。 また子どもの評価基準、ほめ方、励まし方などが何ともお粗末。「ママのやさしさが、学力を伸ばす」などという横峯氏に怒られそうなタイトルの本があるが、こちらは行動科学に基づいた自学自習のススメで、天才の育て方は載っていないが、子どもを計る物差しはこちらが正解だろう。 他にも、他園や小学校をツマラナイモノと見るその意識は子どもに伝わらないのか、競争と比較のシャワーの中で子ども同士に友情が芽生える余地はあるのか、園長のおっさんと同じことを母親がやることに弊害はないのか、などなど小骨は尽きない。 最後に、過去の天才児(卒園生)達が今どうしているのかが最大の関心事だったのだが、本書の中に答えはなかった。残念。
91 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
恫喝される子供の映像は恐いです,
レビュー対象商品: 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く! (単行本)
横峯さくらの叔父の本。鹿児島に複数の保育園を経営している彼の教育方針が書かれた本です。昨日、横峯の保育園がTVで紹介されていました。あまりもひどいと思ったので、こちらで紹介します。 逆立ちができない男の子を教室でクラスメイトの前でひとり立たせて、泣くまで吊るし上げていました。 「泣くなら帰ってください!」と先生が吊るし上げた男の子の前で言います。 たった4歳の男の子が「やらせてください!」と皆の前で泣きながら逆立ちをし続けます。 同じ息子を持つ親として、この状況を見て、寒気がしました。 皆ができることをできなかった子が、ひとり、クラスメイトの前で吊るし上げられて「泣くなら帰ってください」と言い放つ、教育者。「やらせてください」と泣きながら言う子供。 これが本当に正しい教育と言えるなら、この幼稚園の保護者もこの著者も狂っていると思います。 あんなやり方、子供でも「やる」と言うしかないと思います。 この本には 1.二歳以上は抱きしめないで突き放す。褒めすぎるべきではない。 2.ズルしてでも勝つことが大事。 3.三度までならミミズ腫れになるくらい叩いても良い と書かれています。 自分の子供を「ミミズ腫れになるくらい叩いても良い」と書籍で発言している園長が経営している保育園には、自分の子供は絶対に入園させたくない。 まして、上記のような映像を見せられたら…。 「3回までならミミズ腫れになるまで叩いてよい」とは、一体どういう根拠で「3回」なのだろう。こんな根拠、まるでめちゃくちゃな根拠ではないか。 子供をプールにほおり投げている写真(!)や、ブリッジした子供の上に子供が立っている写真も掲載されています。私自身は「自分の子供がこんな風に扱われるのは嫌」だと嫌悪感を覚えましたが。 本当に「子供がやりたい」のか疑問。 「子供がやりたい」のではなく「親がやらせたい」だけなのでは。 気になったので、知恵袋等で調べてみたのですが、こちらで紹介されている保育園は、本当に厳しい保育園のようですね。小学校が楽に感じるくらいだとか。 このような保育園が、全国から様々な教育者が見学して、驚嘆のする保育園なのか、甚だ疑問ですね。 このヨコミネ式を取り仕切っているのは、株式会社っていうのも…。 子供の教育云々の前に商売なんですよねぇ…。 著者の気持ちが「文章力」のお陰で読者に誤解を与えているのであれば、著者自身がまず著者の言う「文章力」をお勉強しなおすべきですね。 男の子の教育についても触れられています。 厳しさは必要だが「2歳以上になった男を抱きしめると性的衝動が抑えられなくなり、マザコンやニートになる」という点については、著者は「〜〜であると思う」と綴っています。 これも、結局科学的根拠は何もないようで、また、これといったデータも示されていないので、いったい何の根拠でこういうことを言っているのかが不明です。 統計を取った様子もなく「性的衝動が抑えられなくなり、マザコンやニートになる」と言いきってしまう根拠は一体…。また「褒めること=子供に媚を売ること」と書かれていますが、その根拠についても示されていません。 残念ながら彼の保育園を卒園した卒園生のその後については触れられていませんし、結局、子供を朝〜夕方までにしか保育していない人が自分の保育園内だけの中での教育方法について書かれているだけなのですよ。 子育てってそれだけではないってことは、世の中のお母さんは十分に分かっていると思います。お母さんってホント、よくわかっている方、多いですよ。 「帯にはエチカの鏡で大絶賛された」とあります。 でも、これもTV番組ですよね、所詮。 エチカの鏡というTV番組で大絶賛されたからといって、それが素晴らしいとも言えないと思うのです。TVは常に取材対象を変えるのだから、この方の教育法が10数年後も大絶賛されているかどうかは分かりません。 かつて、マスコミが某ヨットスクールを称賛したかと思えば、死亡者が出た途端、大糾弾をしましたよね。結局「マスコミが紹介する教育方法=素晴らしい」とはなりません。 字が大きく、1時間ほどで読めてしまうので、書店で立ち読みしたから購読するか否かをお決めください。
102 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
「窓際のトットちゃん」と対極の本です,
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レビュー対象商品: 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く! (単行本)
知人に薦められました。一読して驚きました。黒柳徹子さんの『窓際のトットちゃん』と対極の本です ヨコミネ式の教育の本質を一言で言うと「自分さえよければいい」と私は感じました。 もし、この本がベストセラーだとしたら、世の中、自分の子どものことしか考えない身勝手な親が増えている証しといっても過言ではないでしょう。 内容も疑似科学的で、とくに抱きしめるなの根拠は全く理解できません。 その教育内容の特徴は、「1、即効性のあるもの、2、目に見えるもの」の2点です。 ビジュアル的には優れており、保育園の格好の宣伝材料にはなり、保護者ウケは良いですが、これもあくまで目先の視点。 幼児教育とは本来20年先を考えたものです。 少年犯罪の犯人は、幼い時は親のいうことをよくきく、いい子だったのに・・・という話は日常茶飯事です。 ヨコミネ式を学んだ幼児が大人になった、その時が本当の成果です。 ヨコミネ式を選んだ親に感謝するのか? それとも実は間違った教育であり親を一生恨み続けるか? 真実はいったいどちらでしょうか・・・・・。 大切な幼児期、失敗は許されませんので。
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