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天才はなぜ生まれるか
 
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天才はなぜ生まれるか [新書]

正高 信男
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本人にとって「個性的な=独創性を備えた人間」を育てるという目標は、半ばトラウマのようについてまわる事柄である。では、その個性を彩っている独創性は、どのように形作られるのだろうか。ここで厄介なのは、それが、ある能力の欠如による結果として生み出される場合が多いということである。歴史に大きな足跡を残した六人の個性的な生涯をたどりながら、様々な障害が逆に独創性を形成していく意外なプロセスを解き明かす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

正高 信男
1954年生まれ。1983年、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。学術博士。専攻は認知神経科学。アメリカ国立衛生研究所、マックスプランク精神医学研究所、東京大学理学部助手などを経て、現在は京都大学霊長類研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 203ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/4/8)
  • ISBN-10: 4480061665
  • ISBN-13: 978-4480061669
  • 発売日: 2004/4/8
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 231,183位 (本のベストセラーを見る)
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By モワノンプリュ VINE™ メンバー
形式:新書
 「こんな障害を抱えていたにもかかわらず、こんな素晴らしい仕事を成し遂げた」とか、「こんな障害があったからこそ、こんな素晴らしい業績を挙げた」という風に読める本ではある。タイトルもそういう読み方に読者を誘導している。が、私としてはそう読みたくない。
 この本の第1の手柄と思えるのは、いわゆる「偉人」たちの業績や生活ぶりについての病跡学的分析を通じ、近年ますます注目を集める多様なタイプの脳機能「障害」について、鮮やかなイメージを提出している点。多くの人に親しみある極端な事例を取り上げることで、「障害」の具体的様相を拡大鏡にかけて見せてくれる。ただし、どこまで厳密さを保証されている分析なのか、疑問に思った部分も少なからずあった。
 もう1つの手柄は、教育の選別機能についても、一歩踏み込んだ分析が提示されている点。教育が選別だなんていう話は、それこそ耳にタコが出来るくらい聞いてきたが、脳機能の選別という水準にまで議論を進め、脳科学や言語学との連接可能性を具体性を持って提起した議論は、私にとっては新鮮だった。たとえばアンデルセンについての分析で、ドイツ語やオランダ語を学ぶ程度では表面化しないのに、ラテン語を学習しようとすると露呈する「学習障害」について触れられている。この議論の裏づけは、少なくとも本書のみでは不十分だと感じられるが、これから私なりに深めて考えてみたいと思わせられた。
 著者の主張は、第7章にまとめられている。つまり、従来「学習障害」として十把一からげにされて特殊教育の中に放り込まれたり、教科的な区分で指導がなされていたものを、脳のさまざまな部位の障害として捉え直すことで再分類し、それぞれの特性を明らかにした上で、「障害」の性格に合った「支援」の必要性を訴えること。
 私としても、それは必要なことだと思う。ただ疑問としては、タイトルにも滲み出ているように、一歩間違うと「それぞれの個性に合った教育を!」の脳科学ヴァージョンになってしまうのではないか、という点がある。「障害を克服する」「補う」「活用する」という発想は、システムの現状を根本的には追認することにつながりやすい。「知的能力が、全般にわたって劣っているケースもある」(p176)と著者は断っているが、そのようなケースについての検討は皆無だと思う。本当は、社会を構想する上でそれこそ真に深刻な問題ではないか…
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30 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者によると研究職の人には多動の人が多いとか。
多動の息子を持つ親としてはなんだか少し心が軽くなるような本でした。
天才とまではいかなくても、そうやって何かできることを見つけて、
認め合える社会になればもっと住みやすくなる。

アルペルガー、学習障害、自閉症などの子どもを持つ親の方には
ちょっと気分が楽になり、子どもの将来を多面的に考えられるのでは?

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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
何となく納得できる内容だが、根拠があまりに不明確。
事実そうだったとしても、根拠が不明確なのに、そうだとかそうだろうと
言うのは学者としては失格です。

例えばベルの記述では、ベルが自閉症でアスペルガーだったように書いてある。
ベルは高等教育を受け、人付き合いもやってるし、企業経営、教育家、結婚もしている。
そういう人間が本当にアスペなのか?
本当にアスペなら彼にまつわるもっと極端なエピソードが出てくるはず。実際は無い。
もちろん得意不得意はあっただろうけど、
「ブルースの 孤独の克服―グラハム・ベルの生涯」を読んで「へー、プレッシャーとか、人間関係に悩んでたのか。じゃあアスペだな」ぐらいのあまりに短絡的な内容となっている。

成功者にユニークな人間が多いのは事実だけど
「だからアスペ」「だからLD」と言うのはあまりに酷い。
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