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83 人中、80人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
これが2009年大河ドラマの原作か・・・,
By KEVIN越前守 (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 天地人〈上〉 (単行本)
直江兼続の生涯をトータルで描いた作品及び大河ドラマの原作という事で、不安と期待で読んでみたのだが、不安の部分が大いに占める内容だった。藤沢周平氏の『密謀』とは文章力と構成の格が違い、非常につまらない小説だった。大体、兼続が敵地に忍び込み信州の巫女と平気で童貞を捨てる場面があるが、そんなもの必要だろうか。初音やお涼などドラマ化を意識した架空人物を通して、真田幸村、千利休らと絡ませるが、まったく盛り上がらず、寧ろストーリーになんら影響も与えない存在に成り下がっている。作者が本当に直江兼続の史実知識があったとは思えない考証が感じられ、キャラクター像が非常に魅力の乏しいものになっているのが退屈さを増長する要因。大河ドラマでは大幅なアレンジを加えた脚色に期待したい。
67 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
がっかり,
By
レビュー対象商品: 天地人〈上〉 (単行本)
直江兼続の物語を大河ドラマ化するなら、なぜ平沢周平の「密謀」ではなくこちらを選んだのか...と読み進めば進む程疑問がわいて来る。現代的な感覚、文章、言葉遣いで若い人には読みやすいかもしれないけれど、どうも入り込めない。 兼継の言動行動がちぐはぐなのもあるし、上杉家のファンでもある私にとっては兼続の引き立て役のように描かれる他の上杉家登場人物に読んでいるとイライラさせられる。 オリジナルのキャラクターも漫画か何かのキャラクターみたいでいまいち。 これが一ファンが書いたパロディです、というなら有りなのかもしれないが、大河ドラマに採用される正統派歴史小説です、と言われると首をかしげずにはいられない。。。 直江兼続が大河にと聞いて喜んでいましたが、原作を読んでちょっとがっかりしました。
22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
原作がこれじゃぁ…納得。,
By
レビュー対象商品: 天地人〈上〉 (単行本)
2009年の大河ドラマ『天地人』のあまりの酷さに驚き、友人から借用したこちらの原作を読みました。感想は、「原作がこれではあのドラマの出来様も納得できる」というものです。 全体を通してダラダラと文章を綴り、ただ直江兼続の身辺に起きた出来事を羅列しただけ、という以外の何モノでもありませんでした。時々脚色を添える架空の人物が出てきますが、それも特に物語に大きな重きを成すわけでもなく、何の緊張感もなしに進んでいきます。そして「もう終わり?結局この小説の直江兼続は何をしたのか?」…最後はそんな印象でした。 同じ直江兼続を題材にした小説では、藤沢周平『密謀』、童門冬二『直江兼続−北の王国』、南原幹雄『謀将・直江兼続』などを読んだ事があります。特に『密謀』では、兼続の深謀遠慮と草たちの息詰まるような闘いに読み応えを感じたものです。同じ人物を題材にしたものでも、これほどまでに違うのか…火坂氏の小説家としての限界を感じるものでした。 近年の歴史ブームをきっかけに、歴史・時代小説に手を出す方は増えるでしょう。その様な方々にとって、この『天地人』が歴史・時代小説の基準にならない事を切に願うばかりです。
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