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下巻では、柏木の復讐の行方と、一方桑田らによる捜査が交互に描かれる。そして、柏木の息子と娘の存在を本人が知ることとなり・・・。
文庫化に伴い、数年ぶりに再読したが、やはりページをめくる手を止めることができず、特に下巻は一気に読み終えてしまった。
しかしながら、本作の結末については賛否両論あるように思う。私自身は、もう少し別の終わり方を期待していた一人である。「傷ついた葦」は「天国の階段」を誰と登ることができるのか。最後の10数ページは、ちょっと力業がすぎないか?もう少しページを割いてもよいし、別の終わり方でもよいのではないか?という意見を私以外にも抱く人はいるのではないだろうか。しかし、このような感想を持つこと自体、本作に引き込まれた証拠かもしれない。いずれにせよ読んで損のない作品である。
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