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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コンビニより多い、日本最多の飲み屋。,
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レビュー対象商品: 天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (単行本)
おしゃれなカフェやステキなバー、斬新なレストランがない町は日本中にたくさんあるけれど、スナックのない町はない。よく考えれば日本で最も多い社交場なのに、ちゃんとしたガイドも研究もない。 ごく一部の都会の人が、ごく一部のステキな場所でワインを飲んでいるあいだ、日本人の9割以上はスナックで水割りを飲んで、歌っているのだ。 「ヤンキー」であり「相田みつを」であり、「ワンルームマンション」でもある、日本中に偏在していて日本人が大好きなのに、メディアが決して取り上げることはないもの。 それらを宮本常一のように黙々と記録してきた著者のテーマがスナックに向かったのは、ごく自然なことなのだろう。 日本の「コミュニティ」について議論・研究するなら、スナックとそのママの役割を抜きには語れないはずだ。 スナックを黙殺するメディアやアカデミズムへの怒りに、それをやるのが自分しかいないという使命感をのせて、著者は今日もスナックで一曲こぶしをきかせているだろう。 それにしても、ママたちの愛らしい魅力は、本書を読んでもらうしかないのだが、あらゆるスナックにステキなママがいて、ママには歴史がある。 日本中に山ほどスナックがあるし、出している酒や料理が特別なものではないのに、通ってしまう理由はただ一つ、ママの魅力と笑顔なのだ。 著者の現代民俗学の最新の成果であり、日本で減りつつある愛すべきママたちへのレクイエムでもある。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
すっごく面白い。けど…,
By いのしし村 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (単行本)
面白いです!しょっぱなから都築さんの味のある文章に引き込まれます。 そして、インタビューする都築さんの、ヨイショの嵐にくらくらします。 (そんなお年に見えない! みたいな。写真を拝見する限り、実年齢相当にみえる皆さんです) スナックとは、都築さんの目の付け所はいつも鋭いですね。 ですが、いかんせん、長すぎる…。 もうちょっと切ってもいいんじゃない?と思いました。 半分でもいいと思いました。 分厚すぎて、読みづらいってのもあります。 よーかんちゃん、最高ですね。
5つ星のうち 4.0
ぶ厚いです・・・,
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レビュー対象商品: 天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (単行本)
厚みでいうとレンガ2つ分くらい。相当なもんです。殴ったら凶器になりそう。 50軒のスナックが紹介されているわけだが、正直途中で飽きてくるかも。 誰とも知らない、生涯会うこともなかろう無名のママさんの半生を読んでいると、 その毒にも薬にもならない無為さ加減に、 思わず「何やってんだ、自分?」的な不思議な思いを抱く。 相変わらず都築響一の目の付け所は鋭く、こんな本の企画は中々思いつかないし、 例え出来ても、商業ベースで流通させるのは難しいだろう。 そういう意味では二重丸の好企画といえる。 多くのスナックでママさんたちが口々に語るのは、 バブルの頃は凄かった(儲かった)、今はどん底、会社のみんなで飲みにくる客がめっきり減った、 ということ。 更に、意外にも元々お酒が飲めない人が、ママさんやってるうちに飲めるようになった、 という点が結構共通していることに驚く。 個人的には、永ちゃんの店やってるマスターの話が一番面白くて、笑いながら読んだ。 ネットやガイド本には殆ど登場しない本書掲載店のようなスナック。 木製の(開けたらカランカラン鐘がなって、「いらっしゃーい」と声が掛かるような)ドアの向こうに、 未知の異空の社交場と人生の酸いも甘いも知り尽くした魅惑のママが待っていると考えて読むか、 場末の酔っ払い相手の与太話として読むかで本書の意味も変わるだろう。 都築氏は写真家でもあるので、モノクロでもいいので、写真をもっと取り込んでほしかった。
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