私は原作がすごく好きなので、映画化することを知った時、本当にうれしかったです。友人と2人で初日に観に行きました。
構成に関しては、ふたつの作品を合成しているので、他の方も書かれていますが、すこし窮屈そうな感じでした。
流れるような感覚で、それでもいいのですが、ひとりひとりの出来事をもう少しじっくり観たかったという感がありました。
特に、翔子さんと健太の出会いのエピソードを盛り込んでほしかった!!
出演者の方に関しては、案外それぞれ合っているなと思いました。
特に竹内結子さんの1人2役、モデル出身の香里奈さんは意外な感じでした。玉山鉄二さんは、もう少し自分勝手(自己満足?)的な部分もみてみたかったです。
演出に関しては、色々言われているようですが、この映画の世界は、現実世界が舞台にはなっていますが、私達が一般に思い込んでいる「現実」の型にはめて観る映画ではないと思います。
死んだ人は寿命を全うするために「天国」という国に行く。そこには時々、「天国」の存在を知ってもらう為に生者が紛れ込んでいたりする。ここではこれが「知られていないけど現実」なんです。
そんなことがあるなら、「原っぱでピアノが音を奏でている」という出来事もあってもいいじゃない、って思います。
花火のシーンも、すごく穏やかに観る事ができました。
あんな風にさらっと終わって、それでも心のどこかに何か残していく、そんなエンディングも魅力ではないでしょうか。