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天国と地獄の離婚―ひとつの夢
 
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天国と地獄の離婚―ひとつの夢 [単行本]

C.S. ルイス , C.S. Lewis , 柳生 直行 , 中村 妙子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

地上の生を終えた亡者たちが一切の実体を欠いた頼りない体で天国に行き、そこで堅固な体を持った霊の人たちと交わす奇妙な対話…。第二次大戦末期にルイスが、生死と善悪の問題をめぐりウィリアム・ブレイクの『天国と地獄の結婚』へのアンチテーゼとして書き下ろした作品。

内容(「MARC」データベースより)

第二次世界大戦末期、「ナルニア国物語」の5年前に発表されたC.S.ルイスの寓意小説。生死と善悪の問題をめぐり、ウィリアム・ブレイクの「天国と地獄の結婚」へのアンチテーゼとして書き下ろされたユニークな作品。

登録情報

  • 単行本: 214ページ
  • 出版社: 新教出版社 (2006/03)
  • ISBN-10: 4400623548
  • ISBN-13: 978-4400623540
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
ウィリアム・ブレイクの「天国と地獄の結婚」へのアンチテーゼとして書かれたのは有名である。何故「天国と地獄は離婚しなければならないか」を現代―それは人間存在を無批判に称賛する人間中心の世界であるが―に生きる私たちの多くは首をかしげるかもしれない。

これはトールキンの「指輪物語」やルイスの「ナルニア国物語」らと、ハリー・ポッターの世界観の違いを説明する事と同じだ。その答えは「光は闇と同居できず、白と黒は分けられねばならないから」である。

ハリー・ポッターは白と黒、善と悪の対峙する世界観ではなく、それらが混ざる灰色の世界観だ。灰色の善悪入り混じった世界の中で、そのままのあなたが自らの力でその世界を救い、自他を救えるという世界観である。言い換えるなら「あなたは白黒と善悪をつけずとも、灰色の世界で生きて灰色の世界を救い得る存在で、世界もあなたも灰色で良い」とする。聖書はそうは言っていない。際立つのはC.S.ルイスの聖書信仰に立った上での、この世界の現実を見極める世界観であり、その基盤にある聖書に堅く立った正統的神学の理解である。ナルニアへの扉は彼の頭の中では、この五年前に既に開いていたのだ!

ルイスの「ナルニア国物語」、「キリスト教の精髄」に通じる、読み手に聖書へと関心を向かわせる良書である。

ルイスの著作は翻訳者によっては、読んでいて飲み込みにくいゴツゴツした翻訳もあるが、この本は「キリスト教の精髄」と同じ柳生 直行氏であり、非常にスムーズだ。寓意物語としても秀逸。物語好きにも楽しめる。

もちろんキリスト者にとっても信仰の糧になり得る書物である。
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