妻と子がかわいそうなだけの存在として世間の記憶に残るのはつらい、
きちんと幸せな時代もあったのだとわかってほしい、という
この本の出版に至る本村さんの思いはそのまま信じようと思います。
でも、それでも、この本は読むに耐えません。
本村さんにとってどれほど大事な手紙かは理解していますが、
他人がお金を払って読むようなものではありません。
本村さん以外の人に読まれることを前提としていない手紙なのだから、
内容のレベル云々など本来問われるものではないはずなのに、
書籍化したことでこのような事態を招き、弥生さんがかわいそうでなりません。
弥生さんと夕夏ちゃんがどれほど幸せな母子であったかということは、
事件後の本村さんの行動を見ていればわかることなのに、残念です。