前作でも書いたのですが、今一番楽しみにしているシリーズな上に今回も面白かったのでほめまくりになります。
もしこれまで読んでいる方は、もう私の感想など読まず作品を読んでください。
前作レビューを読むに批判的な意見も多かったようですが、今作を読まないのは惜しいできです。
24世紀の小惑星帯での人間の物語と悠久の時を跨ぐ宇宙の原則とダダーの物語が二本立てで進み、ダダーストーリーを知ることで24世紀の事件が把握できます。
どちらのストーリーも単独で面白く、快調に読み進むことができます。
ダダーのストーリーは内容は壮大ですが語り口が軽快なのですっと内容が入ってきました。
生命の意義に関する作者の考えと思う内容を読ませてもらい、嬉しくなりました。
この作者の他の作品も読んでいて感じるのですが、他人を信じられる人なのだろうと思います。
また24世紀のストーリーは単独で楽しめると共に、これまでに書かれた過去と未来の幾つかが「そうだったのか」と納得できます。
シリーズ全体で言うと、色々と気になっていた事件や布石がある程度まとまりだしたという印象を受けました。
その中でも自分は既刊4作で「ダダーとは」が気になっていたので、今作でかなりすっきりしました。
色々な名作SFへのオマージュなのだろうかと感じた箇所があり、どこも自然に作品の内容に組み込まれています。
スポンジは結構直接だと思いますが。
大シリーズの折り返しに来た訳ですが中だるみも無く、今後も大どんでん返しや驚愕があることを期待しつつ、読み続けていきます。
この正月休みにでも1から読み直して見るつもりです。