第一章:天使たちのプロフィール(大天使・天使の階級・天使の職務等)
第二章:堕天使たちのプロフィール(悪の支配者たち・グリゴリの系譜・デヴィルとデーモン等)
第三章:天使の住む場所(七層からなる天界・イスラム教の天界)
第四章:天使の檜舞台("復活"の思想・最後の審判・イスラム教の"終末")
第五章:スウェンボルグの天使と天国(近代的天国観)
第六章:天使のバック・グラウンド(天使誕生の土壌)
第七章:聖書の世界(旧約聖書・新約聖書・外典、偽典について)
コラム:"愛の天使キューピッドの実像"・悪魔の階級と四方のデーモン等
という構成。
まず、まえがきの時点で面白いです。日本人がイメージする天使のことや、Angelの語源の事等が書かれています。本編を読むにあたっての簡単な予備知識もあります。
この本はタイトル通り「天使」の本ですが、色々な天使を紹介するだけの事典系とは違い、天使の種類や役割、天使誕生の背景等々、事細かく分けられて書かれています。まさに「天使」について色々知りたいという人にはうってつけの本でしょう。
図解もありますし、挿絵はそれぞれの天使を想起するのに役立ちます。説明・解説ばかりでなく、時折ストーリーの紹介もあるのが嬉しいですね。
「天使の階級」では、ファンタジーな作品をよく読む人なら目にすることがあると思いますが、熾天使・智天使・能天使等の解説もあります。それぞれの役割等を知ることによって、ファンタジー作品を読む時の面白さが上がりますね。