美貌とセックスと上手な嘘で男を利用し、したたかに生きてきたドレア。
マフィアの愛人には、ファッションや宝石やショッピングにしか興味のない、頭が空っぽの女を演じてきましたが、
暗殺者が仕事の報酬にドレアの体を要求した時にそれまでの生活は終わり、そこから悪女ドレアと暗殺者サイモンの再生の物語が始まります。
・・伝えたい事はたくさんあるのですが、ネタばれになるので少しだけ感想を書きます・・
アンディ(ドレア)は悪女で欲しい物を手に入れるためには、あらゆる手練手管を駆使して良い生活を得てきたのだけど、生きるためにがんばってきた女性でもあるんですね。
アンディの悲しい過去と、2度目のチャンスを誓う出来事のページは何度読んでも涙があふれます。
アンディの思考や言動は「チアガール・ブルース」のブレアのようで面白いと思う場面もたくさんありました。
物語中盤にアンディが出会う数名の人物の名に意味があるのかと、いろいろ調べてみたりもしました。
ある女性の名は賛美歌でした。netで曲を聴きましたが場面に合った曲で感動しました。
読んだ後、「アンディの望みが叶いますように・・アンディとサイモンが幸せになりますように・・」と心から願いました。
この「天使は涙を流さない」の内容は単なるラブサスペンスではない、もっと深いものがあると思います。
私のとても大切な本になりました。