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天使の骨 (集英社文庫)
 
 

天使の骨 (集英社文庫) [文庫]

中山 可穂
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

劇作家・王寺ミチルはすべてを捨て旅に出た。イスタンブールからリスボン、そしてパリへ。再生の希望を賭けて……。第6回朝日新人文学賞受賞作。山本周五郎賞作家の原点。(解説・林あまり)

内容(「BOOK」データベースより)

ぼろぼろの守護天使たちがわたしにつきまとう…。人生のすべてをかけた劇団を失い、世捨て人のように暮らす劇作家ミチル。絶望の果てに、彼女は天使の幻覚を見るようになる。この天使たちを葬るために―。イスタンブールからリスボンへ、そしてパリへ。ヨーロッパを彷徨うミチル。再生の光は果たして見つかるのか?魂の巡礼を鮮烈に描く青春小説の傑作。第6回朝日新人文学賞受賞作品。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 集英社 (2001/8/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087473538
  • ISBN-13: 978-4087473537
  • 発売日: 2001/8/21
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 58,540位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
相変わらずミチルは強烈な個性を放って読者を虜にしてくれます。

デビュー作の「猫背の王子」のようなドライブ感はやや抑え気味になっていますが、中山可穂作品の特徴である印象的な言葉や文章がいたるところでサラッと現れ、そのたびに心をわしづかみにされなかなか次の文章へ進めません。

あまりのつらさに何度もページをめくる手が止まります。

そして心を落ち着けてから、覚悟を決めてから、また再び読み始めます。

このつらさこそ、まさに中山可穂文学の醍醐味ですね。

今回も王寺ミチルに泣かされ、惚れさせられ、引きずり込まれ、連れ回され、完膚無きまでに叩きのめされます。

でもそれがまた快感だったり(笑

いま王寺ミチルはどこで何をしているのでしょうね。

早く三作目でさらに魅力的になったミチルに再会したいです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
是非続きを 2007/4/16
形式:文庫
猫背の王子の続編ですが、前作を読んでなくても大丈夫。後書きか何かにいつか続きを書きたいと書かれていますが、何年先でも良いのでいつか読みたい。
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By kidd
形式:文庫
芝居の中でしか、生きる意味を見出せない不器用な人ミチル。その世界をなくして、死人のように生きるミチルはルーティンワークの人間関係の稀薄な工場のアルバイト生活をまっとうな人間の暮らしといいつつこんなことをいっている。何ものぞまない、なにも主張しない、何も執着しない、誰も愛さない、誰にも愛されない、誰ともまぐわらない、だからこそ何も失わない。

 人生をあきらめているような生活を選択しつつも実は自分にとってもっとも大切なものにきづいているがゆえにその大切なものを捨てることができず、現実に意味を見出せない不器用な人ミチル。

 現実が甘くないのではなく、自分にとって大切なもののために生きることが甘くない人生なのだとおもい出しました。

 

 
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