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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ただ、ただ。,
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レビュー対象商品: 天使の棲む部屋 (花とゆめCOMICS) (コミック)
この短編集は、津田雅美という漫画家を紹介するとき最も簡単に手渡せる一冊かもしれない。 ロンドン、貧困の中捨て子を拾う少年。 幼なじみといつしか出来てしまった距離感と高校生の日々をつづる 彼氏がいて、友人がいて、平穏な日々を突如突き動かしていく「恋」 そしてデビューして間もない頃の短編「君がいたから」 個人的におすすめは「君がいたから」だ。 津田雅美がよく表現する劣等感。 自分は、なにかではないのだという劣等感がここでも表現されている。 「こんなだったらいいな」「あんなだったらいいな」 そんな劣等感のいきつくさき、いいかえるのならあこがれの行く先は そんな関君から主人公は告白される。けれど彼女は素直になれない。 なぜなら関君は彼女の「こうありたい人」だったから。 劣等感があるうちは逃げていられるのだ。 おすすめなので読んでみてください。 おまけ「君がいるから」!には松任谷由美の「冬の終わり」をかけて
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ただ、ただ。,
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レビュー対象商品: 天使の棲む部屋 (花とゆめCOMICS) (コミック)
この短編集は、津田雅美という漫画家を紹介するとき最も簡単に手渡せる一冊かもしれない。ロンドン、貧困の中捨て子を拾う少年。その子はいつしか少年にとってのの天使だった。という表題作「天使の棲む部屋」幼なじみといつしか出来てしまった距離感と高校生の日々をつづるコメディ「きまずい関係」彼氏がいて、友人がいて、平穏な日々を突如突き動かしていく「恋」「わたしは行かない」そしてデビューして間もない頃の短編「君がいたから」個人的におすすめは「君がいたから」だ。津田雅美がよく表現する劣等感。それは、「きまずい関係」でも「ブスと姫君」の中の「18歳」でもまた、現在連載中の「彼氏彼女の事情」でも表現されている。自分は、なにかではないのだという劣等感がここでも表現されている。「こんなだったらいいな」「あんなだったらいいな」そんな劣等感のいきつくさき、いいかえるのならあこがれの行く先は「君がいるから」の中では「同級生の関くん」だった。そんな関君から主人公は告白される。けれど彼女は素直になれない。なぜなら関君は彼女の「こうありたい人」だったから。むきあうのに時間のかかる二人。苦手だったバレーボールを克服したとき主人公はいつしか劣等感も克服していた。そこには関君が、いた。劣等感があるうちは逃げていられるのだ。津田雅美の書くキャラクターはそこから逃げない。逃げられない。だから、結末はどうあれどこかいさぎがいい。おすすめなので読んでみてください。追記「君がいたから」は、松任谷由美さんの「冬の終わり」をかけながら読んでみてください。すごく雰囲気があってるので…
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