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天使の帰郷 (創元推理文庫)
 
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天使の帰郷 (創元推理文庫) [文庫]

キャロル オコンネル , Carol O’Connell , 務台 夏子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ルイジアナ州デイボーン。姿を消したマロリーをさがし、彼女の故郷を訪れたチャールズは、子供を抱いた天使の石像を見て驚いた。これは確かにマロリーの顔だ。17年前に惨殺された女医を悼んで刻まれた天使。腕の中の子供は、行方不明になった彼女の娘だという。一方、デイボーンでは、自閉症の青年が両手を負傷させられ、町の一角を占拠する宗教団体の教祖が殺された。そして、容疑者としてよそ者が勾留されているという。その名は、マロリー。誰にも一言も告げず、ひそかに帰郷した彼女の目的は?いま、石に鎖された天使が翼を広げる―過去の殺人を断罪するために!鮮烈無比なヒロインの活躍を描くシリーズ第4弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

務台 夏子
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 553ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2003/02)
  • ISBN-10: 4488195091
  • ISBN-13: 978-4488195090
  • 発売日: 2003/02
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 272,239位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 前作ラストで何処へともなく姿を消したマロリー。彼女を追って、彼女の友人であり切ない片恋を抱くチャールズは、マロリーの故郷の田舎町で彼女そっくりの天使像を発見する。それは、マロリーが幼くして故郷を後にする事になった昔の奇妙な私刑事件に繋がってゆく。

 根底を流れるマロリーへ寄せるチャールズの盲目と言って良い程の純粋な愛情。なぜ仕事熱心な医師だった母親が殺されなければならなかったのか。幼い頃には解けなかったその謎を、大人となり刑事でありながら犯罪者の魂を有するマロリーが、さまざまな策を労して解いてゆく過程が読み応えがある。中でも、マロリーが負傷して潜伏した屋敷で、N.Yからやって来た仕事上の相棒の刑事ライカーが、彼女がその屋敷にいると直感させる 「マロリーの痕跡」が、実にマロリーらしくて笑ってしまった(前作を読んでマロリーがライカーの家で何をしたか知っていれば倍可笑しいです)。また、過去に決着を付けても、出生時も、子供の頃も、そして現在も、マロリーはマロリーで。そしてそんな彼女にチャールズは報われぬ想いを抱いているんだなぁと感慨深く読了した。

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形式:文庫
『氷の天使』『アマンダの影』『死のオブジェ』に続くマロリーシリーズ4作目。シリーズ中、根底に流れるマロリーの過去という、ある意味最大の謎がとうとう明かされます。ストリートチルドレンになる以前の幸せな記憶がちりばめられているせいか、マロリーも何時に無く感傷的です。チャールズの恋もすっかり盲目的となり、カッとびっぷりがマロリーより上なのでは?!と思わせる人物も登場します。ところで名前の由来も分かりましたが、因縁の事件が解決しても次作で改名することは無いんでしょうね・・・。ちょっと複雑。次は『魔術師の夜(上下)』です。
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By Drifter VINE™ メンバー
形式:文庫
ありとあらゆる奇矯な主人公が設定されるミステリの世界。その中でも社会病質者にして美貌の刑事マロリーの活躍?を描く本シリーズは相当特異なものに当てはまるはず。警察官でありながら社会通念上の遵法意識がゼロなのだから。彼女が拠り所にするのは彼女自身の定義する正義のみ。ストリートチルドレンにしてハッカーであり生まれついての泥棒、という謎の過去がこの作品で明らかになる。
前作のラストでN.Y.を完全に捨て去ったかに見えたマロリー。しかしやはりチャールズ、ライカーといったお馴染の登場人物との絡みがメインとなっている。シリーズものの制約とも感じてしまった。
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