19歳の予備校生歩太は、電車の中で一人の女性に一目ぼれする。
名前も住んでいるところもわからない彼女。
けれど彼女は、精神を病んでいる歩太の父親の主治医として現れる。
それからはもう、気持を止めることなどできなくて…
数年前に読んだことを完全に忘れたまま今回も最後まで読めてしまったので、私にはそれほど響かなかったのかなあ、と思いました。
登場人物がちょっと薄っぺらいなあ、という気がしました。
いかにもな定型化された人たちばかりで、感情移入がしにくかったです。
ただ文章がきれいで、読んでいて気持ちがよかったです。
作品の中に流れている空気は嫌いじゃない、と思いました。
ラストは…ちょっとやりすぎな気がします。
切ない、というより「なんで?」と思いました。
泣かせよう、という意図が強すぎて引いてしまいます。