すっかり安定して楽しめるマンガになり、ほんのりブラックながらヌルい感覚が心地よくなって来る不思議な作品です。
国民的漫画は無理にしてももう充分市民的漫画には為っていると思います。
FIGHT.142「怪人を喰う女 再び」ではフロシャイムの虫型怪人セミンガの彼女の、ミキちゃんが再登場。仲間や戦闘員が内緒で付けた渾名「テンドウ」が無自覚に撒き散らす即物的なお色気描写が秀逸です。
FIGHT.149「凍る太陽」ではフロシャイムがサンレッドを倒す絶好の機会にもかかわらず、御近所迷惑に気を取られて全く気が付いていない所が凄いです。
フロシャイムの動物型怪人内で干支に含まれるか否かで軋轢が生まれそうな予兆が気に為り、豊富なオマケページ、珍しいかよ子さんのセクシーなサービスカットも嬉しい12巻目です。