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天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)
 
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天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫) [文庫]

野瀬 泰申
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あなたは天ぷらにソースをかけますか?赤飯に甘納豆を入れますか?「天かす」と呼びますか、「揚げ玉」ですか?お肉と言えばなんの肉ですか?―ネットで集めた厖大な情報分析は、驚きと発見の連続。実際に歩いて実証した東海道食文化の境界リポート付き。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野瀬 泰申
1951(昭和26)年福岡県久留米市生れ。東京都立大卒後、日本経済新聞入社。東京・大阪社会部、大阪文化部長などを経て特別編集委員。B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 405ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/12/20)
  • ISBN-10: 4101366519
  • ISBN-13: 978-4101366517
  • 発売日: 2008/12/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By happybear0823 VINE™ メンバー
形式:文庫
本書は、日本の地域差による食の違いに素朴に疑問を感じ、食の境界線についてネットを利用してクチコミ調査を行うとともに、東海道を自らの足で地道に確認して調べ上げています。
405頁と読み応え十分であり、身近な食文化を興味深く感じることと思います。
転居した後の食は慣れるとはあると思いますが、誰しもが生まれ育った地域での食、言い換えれば”おふくろの味”というのは忘れてしまうことがないのです。
物流がロジスティックス化され、情報が豊富になり共有化され、食の交流と均一化が進もうとも、頭の中でふるさとの記憶を辿るあの味、あの食べ物を指す言葉はいつまでも変わらないものだということです。
端的に言うと、日本人もアメリカ人も普通にパンも米も食べますが、パンと米とどっちを取るか、どっちが馴染みやすいかとなると、日本人は米であり、アメリカ人はパンを手に持つことでしょう。
食を中心に郷土文化を大切にしていくことが、世知辛いご時勢であっても、力強く生きていくこころの支えになるのではないかと思います。
それにしても本書はニッポンの食文化に対してのこだわりの一冊であり、ぜひ一読する価値があると思います。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 酔狂煙幕團 トップ1000レビュアー
形式:文庫
某バラエティー番組の影響もあるのかもしれないけど、最近日本の中での食文化の違いに結構興味が湧いてたところなんです。
私も北海道から殆ど出たことが無いんで、北海道での食文化が普通であり、全国共通なんじゃないか・・と、どこか思いがちになってるところがあるんですが、
世界の国と日本の違い・・なんてのより余程興味深いですよ。
やはり普段、日本は色んなもの引っ括めて“単一”という意識もあるからなんだろうか。
ここまで地方によって、「食」の中身に違いがあり、個性もあるんですから、驚きと共に面白いな〜と思いました。
この本の解説を書いてる椎名誠さんに対抗するわけじゃないけど、私からすれば、『冷やし中華』なんてテレビなんかで当たり前のように呼ばれてたりするのを観ると「そりゃ冷やしラーメンでしょ!中華ってナニ中華って!」と、いまだに思う時あります。
この本を読んでると、「天ぷらは天つゆで食べるもんでしょ、普通!ソースだと素材そのものの味をわからなくしちゃうよ」とか、「お赤飯に甘納豆は欠かせないっしょ!あの甘納豆を乗せてて甘味が移った場所の飯がまた美味しくて・・」とか、「肉はやっぱ豚肉使いが普通かなぁ・・焼肉や牛丼だと牛肉だけど、すき焼なんかも豚肉を使う方が多い(てか、牛肉は殆ど使わない)」・・・なんて感じで一人熱弁思考状態になりつつ、各県との違いにすごい面白さを感じてしまうのです。
各設問に対して送られてきたメールというのも、読んでると「ほぉ〜」「へぇ〜」となってしまい、単純な県民性研究本よりも楽しめます。
著者が実際自分の足で歩いて確認してゆく食文化の境界線探索の旅を記した「東海道における食文化の境界」も興味深いです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
文中で著者も語っていたことですが、このような検
証本はあまり例が無いのではとのこと。漠然と知られ
ていたことが裏付けられたこともあれば、意外な事実が
わかったりで興味はつきません。
単純に東西でわけられないような飛び県もでてきます。
想像するに、かつての殿様の国替えあたりの影響かと
思われますが、この本では「実態をあぶりだす」という
科学的立場で書かれており、是非この著者による歴史原
因究明の次作に期待したいところです。
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