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天の川の真実―超巨大ブラックホールの巣窟を暴く
 
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天の川の真実―超巨大ブラックホールの巣窟を暴く [単行本]

奥田 治之 , 小山 勝二 , 祖父江 義明
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

天の川の中心に巨大なブラックホールが存在した。最新の研究成果から、これまで謎だった天の川の正体をわかりやすく解説。急速に進歩する天文学研究、常識をくつがえす宇宙現象、それを執拗に追いかける研究者の姿を紹介する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

奥田 治之
愛知県出身。1954年私立滝学園卒。1963年名古屋大学大学院博士課程修了。1963年名古屋大学理学部助手、1967年京都大学理学部助教授、赤外線天文グループを開く。1981年宇宙科学研究所教授、スペースからの赤外線天文観測を進める。1999年宇宙科学研究所名誉教授、2006年まで群馬県立天文台副台長。研究分野は、赤外線天文学

祖父江 義明
千葉高校卒。1966年東京大学理学部物理学科卒業、1968年同大学院理学系研究科修士課程を修了し名古屋大学理学部に赴任、1976年マックス・プランク電波天文学研究所、1982年東京大学東京天文台野辺山宇宙電波観測所、1986年東京大学理学部・大学院理学系研究科などを経て、2006年現在、東京大学名誉教授、日本天文学会理事長。専門は銀河天文学・電波天文学

小山 勝二
愛知県幡豆郡吉良町出身。1968年に京都大学理学部物理学科を卒業。1975年東京大学助手、1976年京都大学より理学博士号を取得、1981年文部省宇宙科学研究所助手、1987年文部省宇宙科学研究所助教授、1988年名古屋大学助教授、1991年より京都大学教授。1995年井上学術賞、1999年林忠四郎賞、2002年仁科記念賞、2004年紫綬褒章。専門はエックス線天文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 誠文堂新光社 (2006/05)
  • ISBN-10: 4416206259
  • ISBN-13: 978-4416206256
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 689,922位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Abell1689 VINE™ メンバー
形式:単行本
専門的とまでいかないものの宇宙について興味を持っている私からしても、銀河系の中心部には一体何が存在しているのかという事には前々から関心を持っていました。「銀河の中心には巨大なブラックホールが存在しているようだ」という事は他の宇宙関連の書籍等を通して知っていましたが、本書では銀河系の中心部について最新の観測結果をもとに巨大ブラックホールやX線天体、大質量星、巨大ガス雲といった銀河中心部を構成する天体等について解説されており、今までの認識以上に銀河中心部について関心を持つ事の出来る内容でした。

銀河中心部に関する研究も宇宙観測を含めた天文学の発展とは切っても切り離せないものであり、現在行われている研究や将来における新しい研究によって結果が常に新しく塗り替えられていくものである事は本書の執筆陣も認めていますが、それでも未知の世界と考えられていた領域が明らかになっていく事には大きな楽しみがあります。個人的にもSFなどの空想の産物のように思っていたものが、現実味を帯びて我々の前に姿を現していく事には宇宙観測技術の進歩や宇宙に関する研究の発展のおかげであると考えております。

それゆえに本書は銀河の中心というものを我々の銀河系や活動銀河、スターバースト銀河といった他の銀河についても写真や図などを用いてわかりやすく述べられているだけに銀河系を含めた銀河世界や宇宙について知ってみたいとお思いの方には興味を掻き立てられる書籍であると思いますので一読をお薦めします。
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By citrin VINE™ メンバー
形式:単行本
わたしは子供の頃、プラネタリウムで「何にも無い真空の闇の世界が広がっているのです・・・」などと言う台詞を聞いて以来「そうか。宇宙はからっぽな感じで、たまーに地球みたいな星がてん、てん、とうかんでいるんだねー」と素直に思っていました。

が、真実は違っていました!
「地球では空気中の水滴や煙や塵などで、光が散乱したり吸収されたりして、それで遠くがかすんで見えたりする。とても汚れているように思えるが大気中の塵の平均的な量は重さにして空気の一億分の一である。ところが銀河系空間では星間ガスの100分の一が塵である。地球大気の100万倍も塵がある」{本文要約}
おおー宇宙すごい。スカスカじゃなくてムチムチだったんですね。

あと「銀河ガス雲のアンパン構造」も興味深かったです。あんこが水素分子ガス。皮が水素原子ガス。
その境目にちょうど私たちの太陽がいるんですって・・・何か意味があるんでしょうかね?境目・・・

あと、銀河の動きの計算から、光っていて目に見える星の合計よりも、光っていなくて目に見えないもの{ダークマター}の方がうんと多いみたいだ、とか。おお、ますます宇宙はむっちむちなんですね・・・と思える。嬉しい。

そして一番知りたかった銀河の中心の事。
摂氏マイナス200度もの極低温のガスがなんと一億度もの超高温プラズマの中に浮かんでいるんのである・・・中心は280万太陽質量。その中心部を掠めて彗星のように楕円を描いて回る星がある、その中のso17と呼ばれるものは中心に45天文単位まで近付いている、その時の速度は12000km/秒。銀河中心の半径0.2光年の内側、晩年型の星と若い星がある。若い星がより内側に多く2つのリング構造で説明される{縦とその外のは横}このリングは外側の銀河回転とは逆回りになっている・・・なんだこれ凄すぎる。超新星爆発の後も5個ほどあるんだって。超新星もいくつも狭い範囲に回ってるんだって。一体どんな世界なんだろう・・・

銀河の研究はこれからまだまだ進む事でしょう。頭をくらくらさせながらも、とても楽しく読みました。各国が、これからも良い意味で競争して、研究合戦して行ってほしいものです。
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