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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
醜くも美しいこの世界を鮮やかに描き出す奇才!,
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レビュー対象商品: 天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫) (文庫)
計算され尽くした伏線、巧緻な文章構成、洗練された言葉、そして、こうも読者を感傷の渦へと引き込む登場人物の台詞・思い…。この著書、天になき星々の群れ―フリーダの世界の随所に著者の特出した才能を垣間見ることができる。この著者は、世の中にある答えのない問題に、安易にありふれたきれいごとを並べただけの答えを用意するのではなく、中途半端な、それでいてどこも欠けているところがないような気がする問題そのものを答えとして提示する。そして、その行為は、我々読者に物足りないような、なのに心のどこかは十二分に満足しているような、そんな不思議な思いを抱かせるのである。前作「戦略拠点32098 楽園」にも共通して言えることだが、ここまで世界を、そして人々を、観察し、考察し、それを巧みに描き出す作家は長谷敏司、彼の他をおいていないのではあるまいか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
清濁を書ける作家です,
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レビュー対象商品: 天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫) (文庫)
前作「戦略拠点32098 楽園」よりは感傷的ではない……かな。そこが良いかと。 前作だけを読むと、主張が--悪い言い方をすれば--青臭すぎたので、そこが心配だったわけですが、 「フリーダの世界」を読むと、清濁を書くことが出来るのが分かったので、一安心。 光ばかりではどうしても嘘くさくなってしまうから。 構成はお見事。 次の小説が愉しみな作家である。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読み終わったらいろいろと感動する。,
By クランベリー (大阪) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫) (文庫)
暗殺者の女の子と、どうしようもないほど楽観的な女の子の話。この一見かみ合いそうにない二人が、この物語においてかなり重要な役割を果たしている。残酷さと優しさ。この相容れない二つのものが、どの様にして混ざり合っていくのか、そして戦争の中でどのようにして変わっていくのかがこの作品のテーマだと思う。 今までにないスタイルでとても新鮮、その上登場人物の女の子がカッコいいのだからとてもたまらない作品だ。 でもまあ、それも許容範囲だし、気になるなら一度読んでみてほしい。
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