この本はC★NOVELSのデルフィニア戦記の外伝に当たるものです。
時間軸的には本編の前十数年ぐらいからウォル王追放辺りまで(こちらが大半)、そしてリィが去った後の話です。主軸にはナシアス(ラモナ騎士団)とバルロ(ティレドン騎士団)が描かれていて、この二人が主人公でもあります。リィはもちろんウォル王も今回はほとんど出てきません。ただ、茅田先生のデルフィニアは健在でした。
時間軸が本編の前なので、初めて読む人も十分に読むことができるとは思いますが、登場人物の感情の紆余曲折を楽しむにはやはり本編を読んでからがいいと思います。バルロの毒舌家になった理由も分かりますし。
デルフィニア戦記が完結して早七年。もう外伝やサイドストーリーなどはないと思っていました。やはり、茅田先生の最高傑作はこのシリーズだと再確認したおもいです。感謝感激雨あられです。