内容紹介
東日本大震災によって半倒壊した家屋は約27万戸に及び、そのうちの多くが津波の影響とされるが、いまだ正確な被害の実態はわからないらしい。そんななか、福島県郡山市を本拠とする工務店「四季工房」は、被災した地域に建てた2002棟の顧客の住まいを総点検、その結果、6割にあたる家に何らかの被害があったが、津波で流された家(2棟)以外は、半壊も全壊もなかったことが判明した。その「実態」を克明に調べ、かつ震災に強い家をつくるための「教訓」と「課題」を導き出したのが本書である。
同社の特徴は、天然無垢の国産材しか使わず、しかも大工による手刻みの伝統工法にこだわってきた。屋根も瓦より軽いガルバリウム鋼板、壁はクロスより漆喰、家具は造り付けを推奨してきた。さらに外張り断熱によるエアパス工法を採用することで、家全体が強度な耐震性を持っていたことが明らかに。今後の家づくりの参考になるヒントが満載の一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
いまだから語れる真実。大地震、津波、原発、液状化…被災した2002棟を徹底検証してわかった「実態」「教訓」「課題」とは?これからの家づくりに欠かせないポイントをあますところなく伝える。