作者の持論、産業構造の転換が必要という話に少し大震災が足されたような本ではある。
しかしながら、2011年9月現在の経済状況と大震災後の変化について、作者の持論の説得力が増しているように思われる。
「アメリカ君に車を売っている日本君は、アメリカ君にお金を貸して車を買ってもらうことにしましたが、アメリカ君は踏み倒しました・・・・」
製造業が製品を売るために、国が買い手にお金をばらまく、為替介入然り、エコポイントしかり。
現状、日本では製造業は成り立たなくなるのは自明だと思う。物作り日本といっても自然の流れ、どうするんだと騒いでもお金を捨てるよりはまし。
作者の言う高付加価値のサービス業というのは具体的に何のことか(金融・コンサル?)不明で、日本においては無理がある気もするが
低付加価値でもなんでもそれでやっていくしかないのかもしれない。
結局歴史の流れと市場の趨勢には人為では勝てない、その流れを読んで利用する柔軟さが日本社会には無いのかもしれない、このままでは消えていくのみだろう。
大震災の話は生産条件が制約を云々で上記が加速するのではという話ですが、今のところどうなんでしょう