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大震災’95 (河出文庫) 文庫 – 2012/2/4

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商品の説明

内容紹介

『日本沈没』の作者は巨大災害に直面し、責任感に突き動かされるように、その全貌の記録と総合的な解析を試みようとした。阪神・淡路大震災の貴重なルポにして、未来への警鐘を鳴らす名著、待望の復刊。

内容(「BOOK」データベースより)

巨大災害に直面した『日本沈没』の作者は、この私たちの体験を風化させないためにという祈りを込め、責任感に突き動かされるように、その全貌の記録と総合的な解析を一年間にわたり精力的に行った。阪神・淡路大震災の歴史的ルポにして、未来への警鐘を鳴らす名著。単行本未収録「阪神大震災の日 わが覚書」他を巻末に収録。

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登録情報

  • 文庫: 413ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2012/2/4)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 430941124X
  • ISBN-13: 978-4309411248
  • 発売日: 2012/2/4
  • 商品パッケージの寸法: 15.5 x 10.9 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 2件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 60,801位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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毎晩、5日かかったが読了。1996年6月刊行された単行本を文庫化。

1995年1月17日午前5時46分52秒。阪神・淡路大震災。

その後の4月から1年間に毎日新聞に毎週連載された異変の記録である。本書は震災直後、その後の復興と同時並行のレポートであり、徐々に明らかになった初動対応の遅れの事実、学者らとの対談により活断層や前兆現象、こころのケアを話題にしている。

その時になにがあったかの一次資料を残しておくことは重要だ=本書のテーマである。

7月18日付の全国紙夕刊に、政府が中央防災会議を開いて防災基本計画を24年ぶりに改定したとの記事が出た、という(9月9日の章、163頁)。ここに取り上げられた基本計画の4つの柱とは、'@国家中枢への情報伝達系統の確立と強化。'A自衛隊の協力強化。'B近隣自治体や公共機関の相互協力、ボランティアや外国からの救援の受け入れ。'C一般市民も自主防災態勢を強化する、である。

今では、どこまで出来上がっているのだろう。これらを支える人的な訓練が政府側ではなされているのだろうか。

本書を読んでいると、今では流行語になった「想定外」というキーワードが頭に浮かんでくる。当時は、海溝型地震(三陸沖、東海東南海など)を想定してきたが都市
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投稿者 80 投稿日 2015/1/18
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原著は95年4月から96年3月までの毎日新聞への連載を編集・加筆し96年に発行。2012年に文庫化。文庫には小松左京自伝に収録されている「自作を語る」と震災の日のことを綴った「阪神大震災の日 わが覚書」を収録している。
当日の様子、率直な感慨をを生々しく記した「わが覚書」をまず読むと、異常事態を全身で受け止めた小松さんが受けた衝撃の大きさと、それを記録しさらには全貌を伝えていくことに注力した想いと決意が感じ取れる。小松さんの心身への負担の極めて大きかったと思う。

本書には、阪神淡路大震災の発生から、小松左京さんご自身の体験も交えて、地震自体の科学的な解明、地震が及ぼした人的被害、社会への影響、再生に向かって(小松さんご自身の鬱にも言及された「心のケア」も)、NGOの動きなどが記録され、21世紀の防災思想に向けた問題提起でまとめられている。新聞連載をまとめたもののため掲載時の日付が入っているが、限られた期間で幅広い分野をカバーしているのは小松さんならではのものと思う。記録の重要さ、民間が取り組むことの意義を強調しているのは、小松さんの生涯を貫いている考えだろう。
20年後の今、当時を克明に振り返ることができるのは貴重。文庫の有難さを感じる。
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