本書は大隈重信の公開霊言をまとめたものである。
大隈重信と言えば、立憲改進党を設立し、総理大臣にもなった
初めて政党内閣を組閣した人である。また、東京専門学校
(現・早稲田大学)を創立し学長を務めた人でもある。
つまり、政治家でありながら教育者でもあった方なのである。
学校設立と言えば、慶応義塾を作った福沢諭吉を思い浮かべる
が、福沢諭吉は教育者であるが政治家ではなかった。その意味で
言えば、より多くの仕事をなした人と言ってもいいだろう。
本書の中で大隈重信はスケールの大きな政治論と教育論を
展開している。現代の諸問題についてもかなり勉強されて
いるようで、日本が向かうべき方向性を指し示していると
言っても過言ではないだろう。
そして幸福実現党が向かうべき方向についても言及している。
あとがきにもあるように方向性はハッキリと見えている。
それは宗教改革、政治改革、教育改革である。
そして新しい経営思想を打ち出して日本を発展させることである。
福沢諭吉による「新学問のすすめ」も良かったが、本書はそれをも
凌ぐ奥深い硬派の内容である。
是非多くの政治関係者並びに教育関係者に読んで頂きたい良書である。