『週刊SPA!』の連載をまとめて加筆・修正した新書。
著者である竹山氏自身が債務整理を行った際にやって来た融資詐欺のハガキを切欠にして、『探偵ナイトスクープ』での探偵経験と振り込め詐欺の被害集計データといった視点から「大阪人らしさ」を探る。
各人との対談を中心に構成されており、以前読んで面白かった「大阪学」の著者である大谷教授との対談に惹かれて手に取りました。
福岡出身の著者が、対談相手である「大阪人」との対話の中で、その「大阪らしさ」探り気付いていく過程を面白く・感心・納得しながら一気に読めました。
テレビで親しんでいる筆者の語り口調が、ともすれば重くなりがちなテーマを上向きにさせる事にひと役買っているようで好感が持てます。
あまりにも、あっという間に読めてしまうので「もう少しコラムを読みたかったなぁ…」と物足りない気にすらなります。
著者をテレビで観る際のキャラクターとは少し違って、真面目な人柄を窺い知れる気がします。