益田ミリさんの大阪の話やおかんの話などが大好き。
押しつけがましくなく、
大阪出身でもない私でもわかるわかるとうなずいてしまう。
この本を読んでいて、あることをふと思いだした。
私が小学生の頃、愛媛の松山市に住んでいたのですが、
近所の萱町という町の一角に、
とってもおいしいたこやき屋さんがありました。
舟の入れ物に10個はいって、たしが120円とか150円くらいだっただろか。
母親が、おやつにたこ焼き買ってきてというと、
小銭をにぎりしめて、たこ焼きを買いに走ったのでした。
まわりはかりっとして、なかはトロッとしすぎず、
たこがプリッとしていて、こぶりの正当派のたこ焼き。
マヨネーズはつけず、青のりとソースだけの味わいでいただくたこ焼き。
子供ながらにとってもおいしいたこやきだったなあと・・・。
そのたこ焼きを焼いていたおばさんは、
噂では大阪からある事情で流れてきた人とのこと。
どんな事情があったのか、それともただの噂話だったのか・・
子供ながらに、都会の大阪から四国まできて
ひとりっきりでたこ焼き焼いて、大変だなあと思ったことを覚えています。
ミリさんの本を読んで、なんだか
その大阪のおばさんが焼いたたこ焼きの味を思いだし、しんみりしちゃいました。