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著者は大阪の近代化という「男性・中産階級・知識人・日本人」の功利のために、大阪の中心街(ミナミ)から弱者を排除し、差別していく様子を千日前・黒門市場・新世界など大阪人ならずとも一度は聞いたことのある地名の歴史と共に紹介していく。
また膨大な資料をもとに、従来の説を否定しているが、説得力があって面白い。この作品を著者が大学院時代に書いたものらしいが、素晴らしいの一言に尽きる。今後の研究も楽しみだ。
個人的には江戸時代から飛田新地があったと思っていたので、それが明治以降にできたことにはびっくり。
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