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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大阪はメッチャ、古いのだ,
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レビュー対象商品: 大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫) (文庫)
大阪出身者とか大阪在住者にとっても、その沿線に住んでいない者にとっては難しい読み方の駅名の由来がふんだんに盛り込まれている。大阪の地名は複数の地名・駅名を単純に合体させて、両者の土地の面子を保つケースが多い。喜連と瓜破を単純に併せて「喜連瓜破駅」としたり、西中島と南方を合わせて「西中島南方駅」とするように。東京の地名は複数の土地から一字ずつパクッてきて、新しい地名・駅名とするケースが多いらしい。国分寺と立川から一字ずつ取ってきて「国立」、なんですって!「堺」というのも、大阪の古い3つの国、和泉・摂津・河内の「境(さかい)」にあるからこのように名づけられたなんて「言葉遊び」的で、これまたなかなかいい。この書き下ろし文庫は、大阪・朝日放送の深夜のアホ番組「ハイヒールのビバップ・ハイ・スクール」から生まれた。関西出身のお笑い系・アホ代表が、カシコ代表の筆者から大阪の駅名の由来についてのお話を面白おかしく拝聴するっていう番組だが、所詮、アホ相手の番組だけに内容の浅薄さは否めない。 谷川センセ自身が長野出身で、大阪のことはここ数年興味を持ったばかりで、まだまだ大阪のことはご存知でない部分が多いということは、本書を読めばよくわかる。百済に言及するなら駅名の百済まで書いてほしかった。「中途半端やん!」っていう箇所が結構多いのだ。駅名・地名に東・西・南・北を付けないのが大阪の特徴のように言うが、東大阪とか東花園とか、このあたりは何故か無視している。「まだまだ、わからない」とか「これからの研究課題だ!」なんて逃げの姿勢も何ヶ所かある。そのくせ、若一光司の著書にクレームをつけているだ。これは、見苦しい。 塩ジイが解説を書いているのもしらける! 「きのう、鼻毛を抜いてのう」なんちゃって。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
期待していたのに、残念!,
By ニイタカチョウ (大阪府住吉区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫) (文庫)
筆者は「地名研究の権威」を自認しておられるのかも知れないが、地名由来の考察は、何も専門学者にだけ許された特権ではなく、誰にだって、自分の住む土地、こだわりのある土地の地名を自由に推論し、想像力を膨らませるだけの自由はある。なのに、記紀的な文献的背景からしか地名由来を認めようとしない筆者の姿勢は、学者にありがちな居丈高そのもの。地名に対する関心を喚起するどころか、むしろ、「こういうガチガチがいるから、地名の世界になど近づきたくない」とさえ思わせてしまう。この筆者の『京都 地名の由来を歩く』などは好著なのに、本書は大阪の読者層を少し軽んじているようで、不愉快さすら覚える。期待して手にしたのに、残念である。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
出版を急ぎすぎたのでは?,
By フェデリコ (奈良県生駒市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫) (文庫)
TVの深夜番組での「針中野」駅の紹介に興味を持って購入したが、はっきり言って中途半端である。期待に反して多くが「記紀」の引用からの歴史的な由来を語っていて退屈であり、京阪線の門真駅の記述のように長年沿線に住んでいた者には、首をかしげたくなる部分も少なくない。歴史本にしたいのか雑学本にしたいのかが明確ではなく、TV番組が話題になったので出版を急ぎすぎたように思える。「大阪をあまり知らない」と少し言い訳がましい筆者は「大阪は京都・奈良より歴史が古い」と持ち上げるが、歴史を大切にしないのがまた大阪人である。
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